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2010年5月30日

アーノルド坊やは呪われていたのか


 「アーノルド坊やは人気者」(原題はDiff'rent Strokes)で主役を好演したゲーリー・コールマンさんが28日に亡くなりました。なんと、まだ42歳でした。あの愛嬌のある、ちょっと垂れたほっぺたが印象的でしたね。といっても、おそらく30代半ば以上の人でないと、なんのことだかわからないのでしょうが。

 実はこの作品、何かと出演者に悲劇がつきまといます。アーノルドの姉役として人気があった女優のドナ・プラトーは妊娠をきっかけに番組を追放され、文字通り落ちぶれたあげくに(この落ちぶれっぷりが凄まじい)、34歳で薬物の過剰摂取で死んでしまいました。その後、その息子も自殺しています。

 兄役を演じた人は今も生きていますが、1度は殺人容疑で逮捕されたこともあります。後に正当防衛で無罪となったようですが。

 そして主人公のコールマン氏は親との金銭トラブルで苦労をして、42歳という若さで亡くなってしまいました。このためアメリカでは、番組自体が呪われていたのだという都市伝説まであるほどです。

 ところで「アーノルド坊やは人気者」はコメディーだったわけですが、個人的には大爆笑するというよりも、ほんわかとしたホームドラマであったように思います。母親を亡くしたハーレムの黒人男子2人が、裕福な白人男性の養子になるという設定からして、古き良きアメリカの香りがいっぱいだったような気がします。

2010年5月28日

鳥取県米子市にみる、父の日の悲哀


 「母の日」と言えばカーネーションを贈るのが習わしですが、「父の日」には何を贈るのでしょう。一応、薔薇ということになっているそうです。僕も今日、産経新聞のサイトの記事を見るまで知りませんでした。

 鳥取県米子市でバラを生産する森田園芸という会社が27日に、市民らを招いて薔薇を摘む体験イベントを開いたそうです。「父の日と言えばバラ」を定着させたいんですね。

 記事によると、参加した市民らは約20種類のバラが栽培されている1200平方メートルのグリーンハウスで好みのバラを摘んだようです。さらにフラワーアレンジメントの教室も開いたとのこと。なるほど。売り上げ拡大のためのマーケティング活動というわけですね。

 しかし、参加者が8人というのは少し淋しい感じが……。そもそも人数限定のイベントだったのでしょうか?

 しかもコメントで登場する女性は74歳で「父の日には夫にバラを贈りたい」と言うぐらいだから、お父さんは存命でないと推測されます。もっと若い人のコメントはとれなかったのでしょうか。

 いろいろとツッコミを入れてしまいましたが、この記事を報道した産経新聞には敬意を表したいと思います。なにしろ父の日と言えば母の日に比べると存在感が薄い。まあ父親なんてそんなものだと言ってしまえばそれまでですが。

 次回のこのイベント、せめて20人ぐらいは来てくれるといいですよね……。

2010年5月27日

40代セレブの妊娠ラッシュ、頑張ったのは……


 フジテレビのアナウンサーである佐藤里佳(43)さんが第1子を妊娠していたことが明らかになりました。Sanspo.com などで報道されています。9月中旬に出産を予定しているようです。

 僕は芸能マターにとても疎く、恥ずかしながらこの人が誰だか知りませんでした。調べてみると1989年にフジテレビに入社し、96年に5歳年上の会社員と結婚したとのことです。43歳で出産するというのもなかなか大変そうですが、とにかくおめでたいことです。

 さて、気になるのはサンスポの記事。引用してみましょう。

 海の向こうでは、米俳優、ジョン・トラボルタ(56)の妻で女優、ケリー・プレストンが47歳で妊娠し、21日に“イタリアの宝石”と謳われる伊女優、モニカ・ベルッチが45歳で第2子を出産したばかり。日本では佐藤アナのもとにコウノトリが飛んできていた。

 なんという強引なこじつけ……。40代で妊娠したというだけで、フジテレビのアナウンサーがトラボルタの奥さんらと一緒くたにされています。もちろん、セレブな人々が社会に与える影響というのは大きいわけですが、それにしても。

 ちなみにお父さんとなる人は既に48歳(のはず)。よく頑張りました。サンスポの記事はこの辺りについても触れるべきでしたね。その点ではトラボルタもかなり頑張った、ということになるわけですが……。

2010年5月26日

怒濤のリストラ、10年ぶりの後輩を生む


 民主党が政権の座についてからというもの、政治の舞台では「事業仕分け」が世間の注目を集めています。その結果については各分野でそれぞれ賛否両論のようですが、官僚の天下りの餌食になっている財団法人の無駄にメスを入れるのは良いことではないかと、素人としては思います。

 財政再建が必要なのは国だけでなく、自治体も同じなんですよね。そこで今回は青森県の今別町に注目してみます。

 読売新聞のサイトの地域版によると、この今別町は来年度、なんと10年ぶりに正規職員を採用するとのこと。財政再建のために採用を抑制していたわけですが、職員の平均年齢は52.1歳と全国の自治体でも例がないほど高くなっていたそうです。

 職員数は2001年の126人から現在では75人にまで縮小。実に4割減と怒濤のリストラを成し遂げて、08年度は連結決算で黒字に転換したそうです。やればできる、ってことですね。

 しかし、今後5年間で25人が定年退職するため、いよいよ新規採用に踏み切るのです。ちなみに来年度に採用するのは2人で、今後も数年の間は毎年2人ずつ採用するそうです。

 だけど、採用される側も大変ですね。新卒ベースで考えれば、もっとも歳が近い人でも10歳は年上なわけですから。末席の職員として膨大な雑務を引き受けて、苦労しないと良いのですが。でもまあ、これまで10年間も年下の職員がいなかった人からすれば、かわいい後輩になることは間違いないのでしょう。

2010年5月25日

ワールドカップと裁判所


 いよいよワールドカップサッカー(W杯)南アフリカ大会の開幕が近づいてきました。日本代表は強化試合で韓国と対戦しましたが、また負けてしまいましたね。本番では、せめて1勝してくれると良いのですが……。

 舞台となる南アフリカ共和国では24日、W杯に備えて56カ所もの臨時の裁判所をオープンしたそうです。もともと南アフリカの裁判所は膨大な犯罪の被告を裁ききれない状態で、裁判の遅延が顕著になっているようです。W杯の開催期間中はさらに犯罪が増える可能性があるとみて、とにかく裁判をガシガシと済ませてしまおうというわけです。

 それにしても56カ所もの裁判所をまとめて設置できてしまうあたりが、すごいというか、いい加減な感じもします。ロイターの記事によると治安判事(magistrates、軽犯罪の裁判に対応する市民裁判員みたいな制度らしい)や通訳なども大量に採用するらしい。しかし、そんなに大勢の人員をどこから集めるのでしょうか……。

 残念ながら、記事ではそこまではわかりません。

 ちなみに南アフリカでは平均して1日に50人が殺害されているとのこと。裁判所を増やすのも大事かもしれないけど、できることなら、犯罪そのものを減らしてほしいものです。

2010年5月23日

決闘罪に要注意


 昔は殴り合いの喧嘩と言えば男らしさの象徴というか、熱血少年漫画には多かれ少なかれ登場する場面でしたが、最近ではどうも「野蛮だ!」という雰囲気が強くなってきました。

 そんな中、読売新聞のサイトで栃木県の那須郡で県立高校の男子生徒(17歳)が決闘立会の疑いで逮捕されたというニュースを発見しました。5月22日の出来事です。

 さて、「決闘立会の疑い」って何でしょうか。実は日本には「決闘罪」があり、記事によるとこれは「あだ討ちなどを禁止するため、1889年に制定された」とのこと。この中に、決闘に立ち会った人も罪に値すると決められているのですな。

 逮捕された男子生徒は容疑を否認しているそうです。んで、警察は決闘した2人も「決闘容疑」で立件する方針らしい。まあ、当然と言えば当然ですね。

 ちなみに他のニュースサイトも見てました。どこのマスコミもおおむね「決闘をさせたとして」という表現になっています。それが正しかったとすれば、とりあえずその場にいた、というよりも、闘いをあおったような感じですかね。通りがかっただけなのに「立ち会った」などと言われたら、たまらんですね。

 というわけで皆さん、決闘はしてもいけないし、立ち会ってもいけないのです。よく覚えておきましょうね。

2010年5月21日

バイアグラを飲み過ぎたら

 さて今日の話題はドイツから。

 人気バンド「トキオ・ホテル」のギタリスト、トム・カウリッツがバイアグラを過剰に摂取して、寝込んでしまったとのことです。

 このバンドはちゃんと、ユニバーサル・ミュージックが日本語のホームページを設けています(こちら)。珍しいですね。ドイツのバンドといえば、僕はスコーピオンズぐらいしか知りませんが。って、歳がばれますね。

 本題に戻りましょう。ロイターの記事によると、このギタリストはバンドがツアーでアジアを回っているときに、何者かにバイアグラを売りつけられ、ついつい飲み過ぎてしまった。何しろまだ20歳ですから、若気の至りと言ったところでしょうか。

 ……って、20歳でバイアグラが必要だったのか?

 実は本人もそう思って販売人に「必要に見えるかよ?」と却下したそうです。しかし販売人に「そうは見えないけど、とりあえず試してみたら」と言われて、1つ、2つ、3つと飲んでしまったとのこと。

 それでどうなったかというと、翌日から数日の間は激しい頭痛に見舞われて、視界がぼやけた状態になったそうです。数日後には回復したようなのですが、その程度で済んで良かったというか、なんというか。

 しかし、このギタリストが買って飲んだのは本当にバイアグラだったのでしょうか? 実はだまされて全く違う薬を飲んでいた可能性も否定できませんね。まあ何にせよ、必要もないのにバイアグラを飲むのはやめましょう、ということでした。

2010年5月20日

ど根性アスパラガス

 「ど根性野菜」が流行したのはいつ頃でしょうか? 恥ずかしながら、もう思い出せません。

 ウィキペディアで調べてみると、これまでマスコミに登場したのは主に大根、茄子、それにミカンなどが主流だったようです。ミカンって、不自然な感じがしますが……。

 今回はグリーンアスパラガスが、ど根性野菜の仲間入りを果たしました。朝日新聞のサイトによると、「北海道美唄市中心街の国道12号沿いの歩道で、グリーンアスパラがアスファルト舗装を突き破って伸び、通行の市民を驚かせている。 」とのこと。

 それがどうした、と言われたらそれまでですが、ちょいと和みました。「ダメかと思ったけど、生命力がすごい。まだ出るかも」とコメントしている郵便局長さんも微笑ましい感じです。

 もっとも、アスファルトの補修にもお金がかかるでしょうから、国や自治体の財政問題でもあると考えると、そうも言ってられません。そんな突っ込みがなかったところからすると、朝日新聞にしては優しい記事だと言えるかもしれないですね。

2010年5月19日

ついに登場、純金を買える自販機

 ここのところ、ギリシャの財政問題を発端として欧州の統合通貨、ユーロの下落が注目を集めています。世界的に株価も大きく下げて、代わりに値上がりしているのが金。そう、ゴールドなのです。

 そんなタイミングを狙ったのかどうかは分かりませんが、中東のドバイにはついに、純金を売る自販機が登場しました。5月13日のロイターの英文記事によると、自販機はドイツの起業家が開発したもので、エミレーツ・パレスというホテルに置いてあります。最大10グラムの金の延べ棒から金貨まで、品揃えが320種類もあるというから驚きです。

 しかし、値段はどうなっているのでしょう? 価格変動が激しい金のことだから、商品市場で金が高騰している間に自販機で買えば、差額分を儲けられるのでしょうか。

 そうはいきません。なんとネットにつながったコンピューターシステムで、10分おきに価格が更新されるのだとか。

 しかし、まだまだ世界経済が安定したとは言いがたいこのご時世に、何ともバブリーな自販機が登場したものだと感心してしまいます。もっとも、自販機が設置されたホールの天井にも金が使われ、このホテルで飲むカプチーノには金箔がまぶしてあると記事に書かれているぐらいだから、カネはあるところにはある、ということなのでしょう。

 残念ながら、記事には自販機での決済方法は書かれていませんでした。写真を見る限り、クレジットカード用とみられる挿入スペースとテンキーがあるのですが。現金しか受け付けなかったら、危ないですねー。ていうか、札束を入れるのが大変そう。

 まあ、私が使うことはないので、心配してもしょうがないのですが……。