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亀田世界戦の思わぬ余波

 プロボクシングの亀田興毅が2日に世界チャンピオンになってからというもの、日本中でものすごい議論が巻き起こっていますね。猫もしゃくしも、というのはこのことかと。まあしかし、個人的にはプロスポーツのあり方や格闘技をポイント制にすることの難しさ、それに各社の報道の仕方という点でも議論に値する話題ではあると思います。いつだかのミッチー・サッチー騒動に比べればずっとまし。

 ただ、思わぬ余波というか、あおりを喰らった人たちもいるようです。今日の朝日新聞社会面によると、亀田戦への意見が東日本ボクシング協会にまで殺到して、この協会の通常業務が滞っているそうです。それで「ファンらに連絡を自粛するよう要望する異例の文書を出した」とのこと。

 試合は世界ボクシング協会(WBA)と日本ボクシングコミッションが裁定したものだから、東日本ボクシング協会には関係ないんですね。職員の人たちはいい迷惑かも知れません。

 しかし、全く関係ないともいえなさそう。この東日本ボクシング協会、会長が輪島功一なんですね。ボクシング界では具志堅用高が早くから亀田批判を展開していたわけですが、輪島は逆に、一貫して亀田支持派でした。疑惑判定の後も「引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった」と、苦し紛れだけど亀田擁護のコメントをしています。

 となると、東日本ボクシング協会に意見が殺到したのもあながち「あおり」ばかりとはいえなさそう。職員の人がかわいそうなことには変わりありませんが、それだけボクシングが注目されているということで、仕方がないのかもしれません。