鬱の治療にモーツァルト
今日の話題はクロアチアから。モーツァルト生誕250周年でクラシック音楽全体が盛り上がっているところに、待ってました! という感じのニュースです。
今年5月、クロアチアの首都ザグレブにある動物園で、1匹の雄の象が死んでしまいました。AFPによると、この雄の象には10年以上付き添った雌の象がいました。象の社会構造は良くわかりませんが、伴侶というか、奥さんですね。この雌の象、スーマ(45歳)がすっかり落ち込んでしまい、食欲もなく、ふさぎ込むようになってしまいました。
そんな状態がしばらく続いたのですが、6月上旬、スーマの檻の向かい側で動物園が企画したクラシカルコンサートが開かれました。するとなんと、この雌の象が急にご機嫌になって音楽に耳を傾けていたと。
これを見た動物園の関係者たちは、クラシック音楽が象のスーマに音楽療法の効果をもたらしていると判断して、ステレオ機材を買い込んで象の住居に設置しました。おかげでスーマは鬱の症状が改善に向かっているようです。1番のお気に入りはモーツァルトですが、ほかにビバルディやバッハにも耳を傾けているのだとか。
一般的に音楽療法が効果のあるものとして認められているのかどうかは知りませんが、ストレスがたまったときや落ち込んだときに、音楽をきいて気分転換をする人はけっこういますよね。人間の音楽が象にとってどんなものなのか、ということを考えると、にわかに信じがたいところもあるのですが、まあなんというか、いい話ですね。ブームにはちょっと遅れたけど、モーツァルトのCDでも買ってみようかな、と思いました。