牢屋の中でも女でいたい
いよいよサッカーのワールドカップが始まりましたねー。開会式で過去の優勝チームの英雄たちが登場したのですが、その中にマラドーナはいませんでした。サッカーファンでない人にもわかる往年の名選手と言えば、やはりマラドーナだと思うのですが、何か事情でもあったのでしょうか。ワールドカップといえば、週刊新潮に何万人ものタイの売春婦がドイツに大移動している、なんて話も載っていました。一種の便乗商戦ですな。
さて今日のお題はアメリカのボストンから。1993年に妻を殺害して服役している男の囚人が、刑務所が性転換手術を認めるべきだとして裁判を起こしています。ロイターの記事によると、この人、性同一性障害に悩んでいるとのこと。性同一性障害がアメリカの医学会で病気であると認められている以上、治療をさせないのは不当な罰に該当する、という主張です。
厳密に言うと、この男性は刑務所が手術費も出すべきだと訴えています。なんでやねん、そんなの自分で払えよ、という気もしますが、「治療は刑務所の責任だから、の一環として手術の費用も刑務所で出せ」という理屈のようです。うーん、そうなんでしょうか。記事に登場する専門家のコメントを紹介しておくと、「性転換手術に保険金を払う保険会社はきわめて少ない。(性同一性障害に悩んで)女性として暮らす男性でも、大半は手術は受けていない」とのこと。
そうなると、この囚人が裁判で勝つのは難しそうですね。ちなみにこの人は子供の頃に虐待を受け、1970年代に女性として暮らしていた頃にはレイプの被害にも遭ったそうです。うーむ、そこに同情の余地がありなのかな。もっとも、性転換手術を受けてもほかの男性と同じ部屋に入れられていたのでは、むしろ危険の方が増すような気がしますが。