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栃木県の流行語は「足銀みたいに」

 2003年もいよいよ終わりに近づいてきました。
 今年の流行語大賞といえば「なんでだろう〜」「毒まんじゅう」「マニフェスト」の三つでした。個人的にはあまり流行したとも思えないわけですが(なんでだろ〜、は数年前からNHKでみていたし)、そのほか「年収300万円」なんてのがトップ10に入ってくると、「そりゃあ耳にはしたけど、流行語というほどのものですかね」と言わずにはおれません。無理してトップ10も挙げなさんな、と思うのと同時に、この流行語大賞そのものの存在意義が微妙だなぁと感じたりもします。

 さて、栃木県では地域独特の流行語が生まれました。それは、「足銀みたいに……」。読売新聞の記事によると、経営破たんして実質国有化された足利銀行をネタにする教師が公立の小中学校に続出しているそうです。分かりやすい例をいくつか挙げると、以下のような感じ。

(先生が生徒たちに向かって)「一生懸命頑張らないと足銀みたいに破たんしちゃうよ」
(先生がいたずらした子供に)「足銀みたいに信用がなくなっちゃうよ」

 うーむ。読売の記事はこれを「配慮を欠いた発言」と厳しく書き立てているわけですが、これもやはり地域独特というか、それだけ栃木県内に与えた影響が大きかったということを感じ取れる話題でもあると思います。なにしろ、地域のメイン銀行が国有化ですぞ。何事もないように日々が過ぎたらおかしいじゃないですか?

 ただ、記事には「父母が足銀に勤めている児童・生徒の中には、傷つき、落ち込んで帰宅した子もいたといい、足銀は県教委に子供たちへの配慮を申し入れた。」とも書かれていました。まあ、子供を傷つけるのは良くないですね。言われた方も、それをバネにして強くなってくれるといいのですが。