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2003年12月29日

クリスマスイブの優しい強盗

 今年も残すところ、あと2日となりました。
 にも関わらず、ここではしょーもないニュースを連発します。

 「花の都」パリで24日、ある男性が車を運転していると、サイレンを鳴らした車が後ろから着いてきました。「警察か?」と思って車を停めてみると、それは実は、2人組の強盗でした。

 強盗は拳銃を構えたりして危険な雰囲気でもあったのですが、男性に「どこに住んでいるんだ?」と聞きました。男性はパリから180キロメールも離れた都市に住んでいました。そこでこの2人組、男性がクリスマスイブに家族で食事が出来るよう、被害者の男性をわざわざ家まで送っていったのです。

 英語版ロイターによると、犯人は「家まであまり長時間歩かせてはかわいそうだからな」と言っていたそうです。180キロも離れていたら、絶対に歩いて帰ることはないと思いますがね……。

 もっとも、家まで送った後はブランド品などをごっそりと奪い去っていったので、その点ではしっかり犯罪でありました。問答無用に撃ち殺されるよりは良いし、家族とクリスマスを祝うことが出来たから、まあ、いいのかなぁ。

 被害者の男性、一応、警察には届け出たそうです(そりゃそうか)。
 そこにいたのも強盗だった、というオチがあればもっと面白かったのですが。

2003年12月28日

栃木県の流行語は「足銀みたいに」

 2003年もいよいよ終わりに近づいてきました。
 今年の流行語大賞といえば「なんでだろう〜」「毒まんじゅう」「マニフェスト」の三つでした。個人的にはあまり流行したとも思えないわけですが(なんでだろ〜、は数年前からNHKでみていたし)、そのほか「年収300万円」なんてのがトップ10に入ってくると、「そりゃあ耳にはしたけど、流行語というほどのものですかね」と言わずにはおれません。無理してトップ10も挙げなさんな、と思うのと同時に、この流行語大賞そのものの存在意義が微妙だなぁと感じたりもします。

 さて、栃木県では地域独特の流行語が生まれました。それは、「足銀みたいに……」。読売新聞の記事によると、経営破たんして実質国有化された足利銀行をネタにする教師が公立の小中学校に続出しているそうです。分かりやすい例をいくつか挙げると、以下のような感じ。

(先生が生徒たちに向かって)「一生懸命頑張らないと足銀みたいに破たんしちゃうよ」
(先生がいたずらした子供に)「足銀みたいに信用がなくなっちゃうよ」

 うーむ。読売の記事はこれを「配慮を欠いた発言」と厳しく書き立てているわけですが、これもやはり地域独特というか、それだけ栃木県内に与えた影響が大きかったということを感じ取れる話題でもあると思います。なにしろ、地域のメイン銀行が国有化ですぞ。何事もないように日々が過ぎたらおかしいじゃないですか?

 ただ、記事には「父母が足銀に勤めている児童・生徒の中には、傷つき、落ち込んで帰宅した子もいたといい、足銀は県教委に子供たちへの配慮を申し入れた。」とも書かれていました。まあ、子供を傷つけるのは良くないですね。言われた方も、それをバネにして強くなってくれるといいのですが。

2003年12月27日

あの宅間死刑囚が結婚!

 ヤフーでびっくりニュース。「宅間死刑囚が獄中結婚」。
 なんと。宅間、ってあの、小学校で8人を殺害した男でしょう?

 支援者の女性が結婚を申し入れたらしい。「精神的な支えになりたい」のだとか。
 しかしまあ、この結婚は普通の結婚じゃないよなー、と思います。

 だって、死刑囚ですから。一生を共にするのとはわけが違う。この奥さんになった人はどちらがトイレの掃除をするかで宅間死刑囚と喧嘩するわけじゃないし、小遣い制度の導入で夫と妻が大喧嘩をするわけでもないし、この奥さんが宅間死刑囚のおならの臭さに耐えることだって、多分ないでしょう。

 一時的な単身赴任なら別居もあろうかと思いますが、獄中結婚というのは、結婚であって結婚でないということだと思います。

2003年12月25日

クリスマスの悲劇

 今日はそのままコピペします。

女性はねられ死亡 五個荘町の国道

 25日午前6時20分ごろ、滋賀県五個荘町清水鼻の国道8号で、歩いて横断中の安土町石寺、無職山本照子さん(76)が堺市緑町、南堺運輸のトラック=浅野信幸運転手(37)=にはねられた。さらに山本さんは後続の大阪市西淀川区、立正運送のタンクローリー=水野雅博運転手(34)=、滋賀県愛知川町市の会社員丸山晃さん(45)の乗用車にもはねられ、全身を強く打って死亡した。
(京都新聞)

 こらあかんわ……。

2003年12月24日

(電車を)運転中にタバコで一服

 さーて、ついにアメリカでも狂牛病が発見されました。もともと全頭検査をしていたわけでもないから、1頭いたということは、ほかにもかなりいるのではないかな、と疑ってしまいます。僕は狂牛病の話題になると、自然が本気で反逆しているような気がして怖くなります。日本でも発生しているから食料自給率の問題とはあまり結びつかないのかもしれませんが、「食」を巡る問題の深さを感じます。

 ああ、また出だしから堅い話をしてしまった……。

 ところで車を運転する皆さんは、運転中にタバコを一服、なんてことはありますか? タバコなんぞは吸わないに越したことないわけですが(とかいいつつ自分も吸う)、運転中のタバコって危なさそうですよね。携帯電話よりはマシかもしれませんが。

 JR西日本の運転手はこの「ちょっと一服」を電車の乗務員室の中でやってしまいました。JR西日本はこの運転手を処分する方向で検討しているとのこと。時事通信の記事によると、本人は「今回が初めて。魔が差した」と話しているそうです。アメリカの狂牛病みたいだ。

 この「ちょっと一服」事件、19日の午後に、JR東海道線が山崎から高槻に向かっている最中に起きました。どうしてばれたのかって? 記事によると、踏み切り待ちをしていた人が見つけたらしい。

 見つけた人、すごい動体視力です。イチロー並かも?

2003年12月23日

人生に新しいチャレンジ

 道路公団民営化推進委員会の委員が2人も辞任しました。
 この委員会、去年もリーダー格の今井敬氏が騒動の責任をとって辞めて、それと同時にもう1人も会合に出なくなっています。委員会がそんなんでいいんかい!(さむー)

 まあ、今回辞めた2人はせっかく出した提案が台無しにされたわけだから、辞めたくなる気持ちも分かるような気もします。それにしても改革改革といってこの程度ですか。一国民としてはますますしらけムードが漂うばかりです。

 と、このブログらしからぬ、堅い話になってしまいました。

 今日の本題はカナダから。
 カナダの観光地と言えば、なんといってもナイアガラの滝でしょう。とにかく壮大。実は滝の落差というのはそれほどでもないらしいのですが、むちゃくちゃ幅が広いので流れる水の量が半端でないのです。

 昔はこのナイアガラの滝で冒険をする人がたくさんいました。わざと滝から落っこちて、「生きていられれば万歳!」という感じです。でも、生存確率は低い。だから今は法律で禁じられています。

 それでもやるのが真のチャレンジャー。10月20日に飛び降りたアメリカ人の男性(41歳)は無事に成功して、サーカス団体と100万ドルの契約を結んで入団することが決まったそうです。本人曰く、「人生に新しい挑戦が必要だった」。なんか身につまされるなぁ。

 過去にも冒険に成功した人はいるのですが、ロイター英語版の記事によると、救命具なしで挑戦して生き残ったのは、この人が初めてとのこと。あばら骨が数本折れただけで済んだというから、たいしたもんです。ただし、法律違反で3000ドルの罰金を払ったというオチもあります。

 彼が今後どんなサーカスに挑むのか、興味深いところです。彼を雇ったサーカスの関係者曰く、「人間大砲でグランドキャニオンの上を飛んでもらう」。

 今度こそ死ぬって。

2003年12月22日

アダルトビデオに自分の姿が!

 もしあなたが、自分が××しているのを映したビデオをビデオ屋さんで発見してしまったら、どうします?

 2002年10月10日、このalpha-random talk (http://www.alpha-random.com/talk/Autumn2002.html)で「アダルトビデオに私の妻が……」というタイトルの話を紹介しました。ある女性がアダルトビデオ編集業の男と組んで、銭湯の女湯を盗撮していたのがばれて、警察に逮捕された、という話です。

 この時は、ある男性が自分の妻が映っているビデオをビデオ店で発見したことが逮捕のきっかけとなりました。すんごい偶然だなぁ、と思っていたのですが、なんと。

 今日、ラブホテルで隠し撮りした映像をアダルトビデオとして販売していた容疑で、川崎市の健康食販売会社の経営者(53歳)が逮捕されました。逮捕のきっかけはやはり、23歳の会社員が自分が映っているエロビデオを店で発見したことが発端だったというから驚きです。

 朝日新聞の記事によると、犯人は客としてラブホテルに入り、鋸で天井に細工して直径8ミリの小型カメラを設置。偽装のために照明をかぶせて、さらに天井裏に発信器を置いたのだとか。そしてホテルに近いアパートを借りて映像を受信するという、かなりプロっぽいやり口です。

 隠し撮りは5〜6年前から続いていたらしい。集めたビデオの数、実に1058本。

 他のラブホテルでもこういうことがあるかもしれない、と思うと、安心できません。皆さん、くれぐれもご注意を(その方がスリルがあってもえる!という人は別ですが)。

2003年12月21日

生き延びた2歳の子

 なんだか最近、殺伐とした事件が多いですね。
 学校に刃物をもった男が侵入したり、家庭内暴力に悩んだ母親が40歳の息子を殺したり……。コンビニやスーパーの強盗も相変わらず多いし、朝青龍は先代の高砂親方の通夜をぶっちするし。
 たまには「ええ話」が必要ですな。

 というわけで、今日はアメリカのアリゾナ州から。アリゾナというのは、グランドキャニオンがあるところです。フェニックスの空港からグランドキャニオンまでは、ひたすら砂漠が続きます。景色と言ってもでかい岩とサボテンしかありません。グランドキャニオンは素晴らしいのですが。

 そのフェニックスで、29歳の男性が家の中で死んでしまいました。英語版ロイターの記事によると、死因は不明だけど、殺人や自殺ではないそうです。しかし、これ自体は「ええ話」ではありません。
 この家の中に、2歳の女の子が1人で残されてしまいました。母親は麻薬中毒者で行方不明……。

 それから数日間、この2歳の女の子はなんとか冷蔵庫を開いてバターとマヨネーズを食べて生き延びたのです。水も、必死の思いで蛇口を回して飲むことが出来たらしい。
 で、水を出したはいいものの、止めることが出来ずに出しっぱなしの状態になっていました。それで家中が水浸しになり、やがて家の外へと水が漏れて、それを見た近所の人が家のドアを叩いたら、子供の泣き声がするので警察に通報した、というわけです。

 女の子は脱水症状を起こして、栄養不足気味ではあったけど、病院に運ばれてからは体調も回復したそうです。
 お父さんが死んじゃったのはかわいそうだけど、何にしても、生き延びて良かった。
 母親もいないので今後は苦労が続くかも知れないけど、そこは養子の受け入れが盛んなアメリカ社会に期待するしかない。

 「あの時、助けられて本当に良かった」と言えるような人生を歩んでほしいものです。

2003年12月20日

日経記者、クラクションにぶち切れる

 クラクション。それはもちろん、自動車には必要不可欠なものです。
 しかし、近くで鳴らされるとうるさくてたまりません。
 疲れていたりすると、かなり気が滅入ります。

 かといって、それにぶち切れて人を殴ったりしてはいけません。

 日経新聞の社会部記者が、酔っぱらってそれをやってしまいました。
 大阪で20日、軽自動車の運転手さんの顔を窓越しに殴ったのです。
 しかも殴られた運ちゃん、人違いだったというからかわいそう……。

 ちなみにこの事件、発生したのは午前7時40分。
 そんな時間に泥酔してていいのか、日経新聞よ。

2003年12月19日

梅干しにブランデーを込めて

 今日は地方紙の神戸新聞から。

 神戸の梅干し専門店が、ブランデー入りの梅干しを発売しました。
 水飴で甘みを出した店のオリジナル商品をもとに、ブランデーを加えたのだとか。
 落ち着いた香りと高級感のある味わいが楽しめるそうです。

 うーむ。面白そう。
 8個で1200円というから、ちょっと高い気もするけど。

 ……ちょっとまて。梅干しの専門店なんて本当にあるの?

 と思ったら、ちゃんとホームページもありました。店の名前は「Kyun」。サイトはこちらの「梅きゅん物語」

 主婦の起業グループが和歌山のメーカーと共同開発したそうです。
 和歌山といえば梅干しの産地で有名ですもんな。

 地方新聞はこういうほのぼのとした地元ネタが醍醐味かも。

2003年12月18日

軽はずみな欲望、ってなんだ?

 今日は「カメラ付き携帯でスカート内を 中学講師を懲戒免職 」という毎日新聞の記事です。

 佐賀県で34歳の男性講師が懲戒免職になりました。
 武雄市内のショッピングセンターで、女性のスカートの中を盗撮したところを店員に見つかったのです。調べてみると、この教師は過去10回ほどに渡り、30−40人の女性を盗み撮りしたらしい。

 「教育者のくせにけしからん!」などというつもりはありません。
 痴漢行為は誰がやってもけしからんのです。
 それよりも、この記事に掲載された犯人のコメントが気になります。

 「女子高生の足を見て興味を持った。軽はずみな欲望から多くの人に迷惑を掛け申し訳ない」

 軽はずみな欲望……。
 30人もの女性のスカートの中を盗み撮りするのが「軽はずみ」なんだろうか?
 軽はずみじゃない欲望ってなんだろう?
 考え抜いた挙げ句の行動だったら、盗み撮りが許されるのか?

 そんなわけない。
 この類の記事にありがちな犯人コメントですな。
 今回は県の教育委員会の発表ですが、警察発表の犯罪記事でもこういうのが多い。
 あっさりと要約されていて、意味がよくわからないのです。

 この先生、生徒の生活指導の巡視で店に来ていたのだとか。
 誰かこの先生と、良くわからないコメントをそのまま記事にした人を「指導」してやって下さい。

2003年12月17日

カレー殺人事件

 今日はロンドンからのニュースです。英語版ヤフーのロイター通信から。

 その名も、「カレー殺人事件」

 イギリスで43歳の女性が殺人未遂で逮捕されました。殺そうとした相手は彼女の3回目の結婚相手。しかし、この殺人未遂で裁かれている間に、彼女の二回目の結婚相手の死体が発見されたのです。

 死因はアスピリン(鎮痛剤)とdothiepin の過剰摂取でした。要するにこの2番目の夫は、毒殺されたわけです。

 dothiepin というのがよくわからないので調べてみました。抗うつ剤の一種で、日本ではドスレピンと呼ばれているようです。これがまた、かなり辛いらしい。普通に飲ませたらすぐにばれるぐらい、とにかく辛い。

 そこでこの女性、辛さをごまかすためにドスレピンをカレーに混ぜて食べさせた、という疑いが強まっています。裁判で女性が夫の死後に、電話で「カレーを食べた後に具合が悪くなった」と友達に話していたことが分かったのです。

 激辛カレーばかり食べている人は、気をつけましょう。

 ちなみに3番目の夫は、SMプレイの最中にバットで頭を殴られ、彫刻刀で刺されたといいます。
 生きてて何よりです。

 裁判でもその通りに証言したのだろうか?
 恥ずかしいだろうなぁ。

2003年12月16日

医学部ぐらい、2億円もあれば……

 というわけで、約1年2ヶ月も休止していたこのコーナーですが、めでたくウェブログのMovableType を導入して復活です。これで更新が楽になり、長続きすると好いのですが。

 で、今日のニュースはこれ。

歯科医師を脱税で告発 1億7千万の所得隠す(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000019-kyodo-soci

 歯医者さんが架空の人件費を計上して、脱税したというだけの話なのですが、この理由が凄い。

「子ども2人が医学部に進学する際の学費として2億円ほどかかるため、その費用に充てようと思った」

 うーむ。2億円ですか。裏口入学じゃなくてもそんなにかかるの?
 僕の場合、年末ジャンボでも当てないと無理ですな。

 隠した所得は定期預金に積み立てたらしい。
 もっと上手く運用しないとね。(負け惜しみ)