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猫に小判、先生にパソコン

 今日の話題はパソコンを使った教育についてです。日本の政府はこれまでに、それなりのお金を投入してあちこちの学校に「コンピューター教室」を作らせてきました。しかし、読売新聞によると、会計検査院の調査でこれがあまり使われていないことが発覚した。具体的にいうと、1クラス当たりのコンピューター教室の利用時間が「週に1時間以上」だったのは、小学校で6%、中学校では21%だったというのです。

 会計検査院というのは文字通り、お金の使われ方をチェックする行政機関だから、こういうことにはうるさいわけですな。調査の対象は1995年度から1999年度の間に補助金を使ってパソコン教室を設けた小学校1202校と、中学校285校なのだそうです。

 んじゃ、何が問題なのか。答えは簡単。パソコンを使った授業をできる先生が、小学校では54%、中学校では29%しかいないのです。これでは「猫に小判」というより、「先生にパソコン」です。パソコンに強い先生方には、是非とも同僚を教育してやって欲しいところです。

 ちなみに、小学校1年でホームページの作り方を教える学校もあれば、中学校3年生で機器の立ち上げといった基本的なことをやっていた学校もあったらしい。おいおい、中学3年で「スイッチの入れ方」はないでしょ、って感じですな。