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2001年03月22日

60人も奥さんがいる生活って……

 時は1970年代の前半、和歌山県出身の玉本敏雄という人物がいたそうです。この人は当時、タイ北部のある地方で10代の現地妻を11人も作って暮らしていた。んで、婦女暴行容疑などで摘発された(当たり前か)。

 その後の経過は良くわからないのですが、時事通信の記事によるとこの人(現在68歳らしい)、今度はカンボジアで「ハーレム」しているのだそうです。抱えている奥さんの数、実に60人

 おいおいおいおい。60人も養ってどうするんだ。一晩に2人の相手をしても、全員の相手をするには1ヶ月もかかるじゃないか。あるいは、それとも……? と、アダルトな話題はここまでにしておきましょう。

 それにしても、60人の生活費っていくらかかる? と思ったら、記事に詳細が書いてありました。「60人に毎月100ドル前後の現金を手渡し、生活を援助している」、ということです。いくらなんでも60人で月100ドルってことはないよね……。ということは、1人100ドルとしても、60人もいたら6000ドルじゃないですか。裕福だねぇ。け。

 ちなみにこの玉本という人をGoogle で検索したら、8件出てきました。年表の一部にこの人が人身売買で逮捕された、っていうのが一行書かれているだけのものがほとんどで、結局この人、どんな人なのかは詳しくは分かりませんでした。うーん、謎。

2001年03月12日

女は遊べ、男は家事やれ

 久しぶりにコロンビアから。ボゴタ市のアンタナス・モッカス市長が先週の金曜日に、「男抜きの夜」を企画しました。女性にばりばりパーティーしてもらって、一方で、男性は家に残って子守と皿洗いをしましょう、というものです。

 APの記事によると、モッカス市長は「家庭的になろう、という男性への呼びかけです」と発言しているとのこと。「家事で忙しい女性には外で遊んでもらうための呼びかけです」と。

 んで、どうなったか。ロイターが伝えた検証記事(?)によると、上手いこと成功したようです。少なくともモッカス市長の自宅の近くでは女性があっちこっちでパーティーしまくって、近くにいた男性は「家へ帰れ!」とどやされたといいます。

 ただ、ロイターの記事はややトーンが違う。つまり、市長の狙いはいかに男性の犯罪が多いかを証明することだった、ということです。この狙いもズバリ的中し、普段なら金曜日の夜には市内で平均5件の殺人事件が起きているのに、先週末は1件で済んだ。

 要するに、男はずっと家にいろってことですか?

 この話にもちゃんとオチはあります。事情があって市長から外出の許可をもらった男性までが、車に乗った女性陣に水と小麦粉をぶちまけられたといいます。おいおい、やりすぎだよ〜、と思って記事を読み進めると、女性陣の車が赤信号で止まっていたタクシーに激突! しかも女性陣は「外出していた男性のせいだ!」と弁解したらしい。んなわけねーだろ!

 今回のこの企画、公式なものではなくて「市長の呼びかけ」に過ぎないわけですが、法律の専門家によると、コロンビア憲法に違反する可能性もあるそうです。ちなみに市長、哲学者でもあり、数学者でもあるとのこと。うーん。他人事で恐縮だけど、こういう面白い市長にはバリバリ活躍して欲しいですね。

2001年03月06日

牛のうんこがエイズの特効薬?

 カンボジアのプノンペンで47歳の女性が逮捕されました。「エイズや肝炎に効く薬」として牛糞を売りさばいていたからです。引っかかった人がいたのでしょうか? いたんでしょうねぇ……。

 読売新聞に掲載された共同通信の記事によると、このおばさんは自分が育てている牛の糞を1袋当たり約87円で売っていたのだとか。しかも「水に溶かして飲むか、体にかけるように」と指示していたという。

 うーん。おぞましい。

 どれだけの人がこのニセ特効薬を買わされたのかは不明らしい。そもそも、買った人はそれが牛のうんこだと知っていたんでしょうか? 知っていたら買わないだろうよ、と思うだけに、記事にもちゃんと盛り込んで欲しかった……。

 しかしまた、なんでそんなことを?

 犯人は「最近見た夢の中で、牛を買って糞を薬として使えば万病に効くとの精霊からのお告げがあったから」と語っているそうです。悪い人というより、危ない人のようです。某宗教団体を連想させるものがあります。

 ていうか、だったら人に売らないで自分で使えよ、と思うのは僕だけでしょうか。

2001年03月01日

神々の闘いに遺産も散りゆく

 日本人の無宗教ぶりというのはいまさら僕がどうこうというほどでもないわけですが、他の国というのはどうなんでしょう? というわけで、今日はちょっとお堅いけど、アフガニスタンの話題を1つ。

 アフガニスタンというのは、国の大半をイスラム原理主義勢力のタリバンが支配しています。しかし、昔からイスラム教一色であったかというと、そうでもない。なにしろこの国にはバーミヤン(レストランではありません)の石窟群という世界的にも有名な大仏さんがあります。

 しかし、アラーの神を唯一の神として崇拝するイスラム教徒にとって、大仏なんて要りません。というわけで最近、タリバンの最高指導者が「仏像など全部壊してしまえ!」という主旨の布告を出した。んで、バーミヤンの身が危ない、ということになったわけです。遺産がなんぼのものだ、と。

 これを聞いた国連の教育科学文化機関(ユネスコ)は早速反論を展開。仏教国のスリランカの政府なども「壊さないでくれぇ!」と遺産の保護を求めています。それに対してタリバンの最高指導者は「イスラムの教義貫徹を最重視している」と突っぱねてしまいました。

 今後、バーミヤンの石窟群はどうなってしまうのか。ウォッチしてみたいところです。

 ところでこのニュースを伝えた共同通信の記事、添えられたAPの写真がちょっと気になります。大仏さんといっても日本の大仏さんとは違って、崖の壁面に立った格好で掘られています。それ以上に気になるのは、既に顔の部分が削られてしまっていて、手も足もぼこぼこに穴が開いています

 それもそのはず、記事を読み直すと「38メートルの立像は、タリバンの砲撃で頭の部分が1998年までに既に破壊されたことが専門家らの調査で明らかになっている」のだとか。日本だったらこんなことをしたら速攻で逮捕されそうなものだけど、お国が違えば事情も違う。顔を削られた石像が、実に哀れに見えるのでありました。