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バレンタインを迎えた中国のホテル事情

 あっ! という間にバレンタイン・デーも終わってしまいました。僕はかろうじて会社の女性から義理チョコを1つもらいましたが、義理チョコさえ貰えなかった日々のことを思い出すと、実に罪の深い1日だと思います

 ところでロイターによると、中国のあるホテルがバレンタイン・デーを記念して、カップルでチェックインするのに「結婚しています」と嘘をつく必要はありません、というような広告を出したそうです。

 ちょっとまてよ。そんなの当たり前じゃないか。もしかして中国では、結婚していないとカップルで泊まれないという法律でもあるのか? そんなばかな……。と思っていたら、やっぱりそんな法律はないようです。

 ただ、性行為に関して比較的保守的な中国では珍しいことらしい。そこからロイターの記事は賛否両論の人民の声を拾い上げて行くわけです。なにしろ、この話を最初に伝えたのは地元のチャイナ・デイリー紙で、「習慣はすでに変わりつつある」と報じられたのだとか。中国のホテルが規律よりも愛を優先し始めた、と。

 でもよー。

 愛が勝つか、社会の慣行が勝つか、ってな話の前に、考えるべきことがあるだろう? そう、それはマネーだよ。日本のお菓子メーカーがバレンタインでチョコレートを売りまくるのと同じで、中国のホテルだってせめてバレンタインには遠慮なくお客を受け入れたいのさ。慣習よりも愛を優先するのなら、バレンタインに限定して未婚カップルを容認するなんておかしいだろ。近い将来、中国では毎年2月14日にホテルに泊まれなかった男達が「実に罪の深い1日だ」と憤慨するのが目に浮かびます。

 ちなみに、バレンタイン・デーというのは、中国語に訳すと「愛人の日」になってしまうそうです。それもなんだかな〜。