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殺人容疑者と弁護士のやや眠い関係

 時をさかのぼること16年。アメリカはニューオーリンズのカルビン・バーディンさん(47歳)が殺人容疑で逮捕され、そのまま裁判にかけられました。警察に脅されて「自分がやった」と言ってしまったが、実は自分は犯人ではない! というのがバーディンさんの主張です。

 うーん。アメリカの警察も、日本の警察と似たようなことするんですね。

 と感心している場合でもないか。問題はこの16年前の裁判で、バーディンさんの弁護士がぐっすりと眠っていたこと。ロイターの記事によると、最長で10分も裁判の最中に居眠りしていたそうです。それで裁判の結果、バーディンさんは愛人を刺し殺した罪で死刑が確定してしまった。

 おいおい、って感じですな。

 しかし幸いなことに、バーディンさんの裁判は今年になってようやくやり直しが認められました。理由は、このいい加減な弁護士のもとで行われた裁判はフェアでない、というものです。でもこの居眠り弁護士、裁判所の方が選任しているのですな。

 記事では裁判所の責任については触れられていないけど、検事側はそれを逆手にとってやり直しに大反対するのだろうな……。仮にバーディンさんが無実だとしたら? 死刑囚として16年、それから裁判のやり直しというのも、なんだかかわいそうな話ですね。