自粛の嵐、雪印の哀しみ
ここのところ、雪印乳業の話題が新聞に出ない日はない。大阪工場のずさんな管理は日に日にその実態が明らかになっていきます。しかし、ことの発端はすべてこの大阪工場。他の工場で作った製品に問題が出たわけでもないのに、全国の工場を止めてしまうのもどんなもんだか、と思います。
テレビ報道では仙台かどこかの工場の女性が「全部大阪のとばっちりだわ!」と憤慨していました。個人的には、そんなことでテレビカメラに追い回されるだけでも良い迷惑です。
良い迷惑といえば、なんと同社のスキー部まで活動を自粛しているそうです。雪印のスキー部と言えば、長野五輪で号泣した、あの原田雅彦選手が所属しているのです。夕刊フジに掲載された広報部のコメントによると「スポーツ活動についてはナショナルチームとの兼ね合いなどもあり、活動継続が前提だが、こういう状況だけに自粛の可能性も視野に入れなければならない」らしい。
関係ないじゃん。かわいそうじゃん。読者の皆様は、そう思いませんか?
もっとひどいのはアイスホッケー部(強いらしい)。練習できないだけならともかく、21日に予定していたファンとの交流会まで中止するんだそうです。だってそんなの、選手よりもファンがかわいそうじゃないか。
というわけで、僕は意味不明な連帯責任から来る「なんでもかんでも自粛モード」にやや同情的なのでありました。イメージ改善キャンペーンの犠牲なのかな……と。