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2000年06月30日

落選候補と女友達とのび太くん

 ふと気がつくと、衆議院選挙がかなり昔の話になってしまいました。え?なっていない?そんなあなたにこんな話題を。

 総選挙で自由党の公認を受けて神奈川3区で立候補したおじさん(53歳)がいました。結果は1万5000票を集めて、6人中5位。ようするに、泡沫候補だったわけです。このおじさんが28日、逮捕されました。賄賂で選挙法違反か?と思いきや、容疑はなんと女友達(35歳)への暴行。

 歳の差、実に18歳。

 と関係ないことを疑問に思ってしまったのは僕だけでしょうか。

 ともかく、おじさんと女性は一時、結婚を前提に同棲までしていたわけです。しかし2月のある日、「選挙が近いし、いろいろな目もあるから、韓国クラブにいくのをやめたら」と女性に指摘されて、おじさんがぶち切れました。

 切れ方は17歳です。

 (17歳のみなさま、ごめんなさい) ともかく、ぶち切れて女性の顔を殴ったりしたわけです。さらに5月31日には女性を押し倒して、首を絞めたりして軽傷を負わせました。その時、おじさんは「お前を殺して党公認も降りる!」と言いました。

 殺せなかったから党公認を降りなかった、ということなんでしょうか。「ドラえもん」で、のび太くんが「ジャイアンを殺して僕も死ぬ!」と過激な発言をしていたのを思い出してしまいました。

2000年06月29日

ストライキをすれば死体の山

 最近の日本では、あまりストライキが実施されることがないようです。実は学生の頃、春闘のストライキで電車が止まればいいのに……そしたら部活がなくなるのに……と密かにストライキを願っていたクチでした。結局、全部明け方には交渉がまとまってしまったわけですが。

 しかし、ところかわれば。

 ナイジェリア最大の都市、ラゴスで地方政府の職員が賃上げを求めて一週間もストライキをしました。それで電車が止まるぐらいなら良かったわけですが、なんと斎場に600人分もの死体が積み上がりました。気持ち悪いですね。

 そして27日、ラゴス市はついに「この600人分の死体を埋葬せよ!」との緊急指令を下したそうです。といっても、このロイターの記事を読んだだけでは、実際にだれがその指令を実行するのかは良くわかりませんが。

 ストライキはある意味で、労働者の権利でもあるわけですが、死体の山となると、う〜む。ちょっと勘弁して欲しいですね。

2000年06月28日

オオカミ女のセクハラ告発に制裁

 最近はストーカー法案ができたり、セクハラに対する世間の目が厳しくなったりしています。それはそれで良いのですが、僕は前々から「ストーカー」の定義や「セクハラ」の基準が、極めて難しいところに来るのではないか、と思っていました。

 警察がただの言いがかりのような告発を真に受けたらいやだな、と思う一方で、だからといって深刻な問題を真面目に聞いてくれないのも困るかな、と。もちろんセクハラは良くないけど、言いがかりで名誉を傷つけられやすいのも事実だし。

 で、今日はちょっとほっとするニュースがありました。

 神奈川県のある大学女性講師が、男性教授が彼女にセクハラをしたと嘘の告発をしたわけです。で、男性教授は名誉回復のためにこの女性講師に損害賠償を求めて訴訟を起こした。1審では女性の勝ち、2審では男性の勝ち、と来て、27日に最高裁が2審判決を支持して男性の勝利が決まりました。

 一方的に「お前は痴漢だ!」と決めつけるのではなく、事実関係について、結構真面目に議論してくれたわけです。当たり前といえば当たり前だけど、このご時世では裁判官も迷ったのではないかと思う。

 というわけで女性の読者の皆様、「オオカミ女になっても得はしない」ということを覚えておきましょう。

2000年06月27日

総選挙をすればマクドナルドが儲かる

 26日にビデオリサーチが、各テレビ局の総選挙番組の視聴率を発表しました。どうやらNHKの「第42回衆議院議員総選挙開票速報」(地味なタイトルだ……)が17.1%と午後10時にピークを迎えたのに対して、テレビ朝日は「選挙ステーション・第1部」が午後7時50分に13.8%を記録。アイドルを起用した日本テレビの「総選挙スペシャル2000・第二部」は9.1%だったそうな。

 でも、結局一番視聴率が高かったのはフジテレビ。横浜・巨人戦と選挙報道をあわせた番組構成が受けて、18.0%にもなったのでした。

 さらに選挙の話題で続けると、25日には日本国内のマクドナルドの1日の売り上げが初めて20億円を突破しました。ハンバーガー1個に換算すると約1600万個で、日本人の8人に1人がマクドでハンバーガーを食べたことになるそうです(でも、実際にはポテトとか飲み物の方が高いから、そうはならないよな……)。

 読売の記事に掲載された広報部のコメントによると、「25日が総選挙の投票日だったことや天候不順で遠出を避け、近場の繁華街に外出する家族連れが多かったことも要員」なのだとか。

 選挙をすればマクドナルドが儲かる。という、意外な経済効果のお話でした。

2000年06月26日

堺屋太一が一発返す

 メディアが必死に盛り上げた衆議院選挙ですが、結局投票率は60%程度と、前回をかろうじて上回ったという感じでした。結果は、連立与党が安定多数。波乱と言う展開には一歩及びませんでした。

 さて、25日の新聞は当然、各紙とも総選挙でてんこもり(日経だけは別の記事がトップでしたが)。それでやっぱり、投書欄も選挙ネタで埋め尽くされていました。

 しかし、毎日新聞の投書欄に、どこかで見た名前があるじゃないですか。「私達は自殺行為をしません」というタイトルの投書を送ったのはなんと、経済企画庁長官、堺屋太一(64歳、東京都新宿区)だったのです。

 どうやら数日前、やはり毎日新聞の投書で経済企画庁の景気判断が批判されたのに反論しているようでした。なるほど。国民の声でもある「投書欄」に一発返すには、同じように投書欄を利用しようという考えか。

 正直言って、僕は堺屋長官の投書に好感を持ってしまいました。本人が自筆で書いたのかどうかは分かりませんが、投書欄に出てきたことで、「我々と同じ一人の国民なんだぁ〜」という親近感がわいてしまいました。民間から閣僚に起用されただけのことはあるかな、と。

 もっとも、それこそ堺屋長官が狙ったPR効果なのかも知れませんが……。

2000年06月24日

100円ライターが復活のファイヤー

 100円ライターの東海っていう会社、実は6年も前に倒産していたんですね。恥ずかしながら、知りませんでした。

 今日はこの東海(本社は東京都渋谷区)が復活する話です。

 東海は1994年5月に倒産して、会社更生法を申請しました。伊藤忠燃料に資本参加をしてもらって、経営再建を進めていたわけです。241億円を12年間で返済するという、それはそれで辛そうな内容でありました。

 しかーし。アメリカの子会社が、めちゃくちゃに業績を伸ばした。かくして、当初の予定よりも8年以上も早く、今年の10月にも東京地裁から「更正手続き集結」の決定を受けられるのだとか。

 つまり、人生あきらめてはいけないと言うことですね。うーん。凄い。

2000年06月23日

哀しみのハーレー

 読者の皆様は、バイクの騒音ってどう思います?僕は「がおん」とも「ばるん」とも「ばりばり」ともつかない、あの音は苦手です。でも、バイクに乗っている本人はあの音がたまらないんだろうな〜、って思わないでもないです。げんちゃりの「ぷりぷり」という音は、いまいち迫力ないし。

 今日の話題は、アメリカのハーレー・デビッドソン。ソファに座るかのように、どっしりと腰を下ろして運転する、あれですね。びりばり!と凄い音を出すバイクです。

 実はこのハーレー・デビッドソン社、このバイクの音で商標権を取ろうとしていたんです。しかし、6年も前に申請して頑張っていたのに、米特許商標庁からは反応がない。それで結局、あきらめてしまったのです。

 そんなもので商標が取れるわけ、ねえだろ!

 と思ったあなた。実は、音で商標を取得している事例というのがアメリカに23件もあるのです。読売新聞がその事例と紹介したのが、MGMのライオンです。映画の始まりに、わっかの中で「がおー!」とほえるやつですね。トムとジェリーの始まりにもこれがありました。

 ただしこれは人工の音だからオーケーなのであって、ハーレーのような自然に発生する音は難しいようです。まあ、考えても見れば「あのブルーム!は我が社の真似をしている!」「いや、うちのはバルーム!だ!」なんて論争になっても、空しい気がするけどね。

2000年06月22日

リンクはBTのごっつい特許

 このサイトのアップデートを心待ちにしておられた読者の皆様、alpha-random がようやくカムバックしました。今後も愛想尽かさずに訪れて下さいませ。

 さて、復活早々、訳の分からぬタイトルになってしまいました。

 リンクというのはインターネットで他のページに吹っ飛ぶという、あの「ハイパーリンク」です。今や世界中のホームページのほとんどが、どこかにリンクを貼っています。考えてみましょう。もしハイパーリンクがなかったら、僕達は新しいホームページを見るために、毎度毎度アドレスを打ち込まなくてはいけない。そう考えると、リンクはとてもありがたい技術なのです。

 実はこの「ハイパーリンク」の技術に、特許があったというのです。その持ち主がイギリスの通信会社、ブリティッシュ・テレコム(BT)。嘘みたいな話だけど、BTが14年前にアメリカで特許を取得したのだと主張している。……これは大変なことだ。

 ZDネットのニュースによると、BTは最近になって保有する特許の定期更新をしていて、1万5千件にものぼる特許を一斉にチェックしていたわけです。その中になんと、ハイパーリンクが混じっていたわけです。

 で、BTは米国のプロバイダー業者に「リンクを使ったら特許使用料を支払え!」と料金徴収に踏み切ろうとしている。プロバイダー以外でも、リンクを商用利用している全ての人に対して料金の支払いを求めることができるかも。アメリカで特許が取れているのなら、国際特許を押さえてしまうのも時間の問題だし。

 このサイトは趣味で作っているから良いものの、それこそ世界中の企業が「がちょ〜ん!」になってしまうかもしれません。BTが一体どこまで踏み込んでリンクの特許を主張するのか。今後、目を離せない話題になりそうです。

2000年06月16日

恐怖の人工中絶船

 日本は世界的に見れば、人工中絶手術に関する法律は甘い方だという印象を受けます。曾野綾子の「神の汚れた手」によれば、戦後日本で行われた中絶手術の数は、朝鮮半島の人口にも匹敵するそうです。

 今日はそれに関して、地中海からややシリアスな話題を。

 地中海近辺には中絶手術を法律で禁じているところもあります。マルタ共和国がその一つ。しかし、あるオランダの医師が地元新聞の取材に対して、こんなことを言ったのであります。マルタ共和国などに近い公海に「人工中絶船」を停泊させて、そこで一手に中絶手術を行う計画がある、と。

 なるほど、考えましたな。これならマルタ共和国の法律が適用できない、ということになりかねません。問題は、マルタ共和国政府やカトリックの司教らがこの計画に猛反発していることでしょう。

 アメリカではいつだったか、「中絶して子供を殺すなんてけしからん!」という中絶反対派の人が、中絶手術を請け負っている産婦人科の医者を射殺してしまったことがあります。そいつ1人が死ねば、たくさんの命を救える、という考えでもあったのでしょうか。

 マルタ共和国でそんな悲劇が起きないと良いのですが。中絶はなければそれに越したことはない、と言うのが個人的なスタンスですが、中絶やめさせるために人殺ししたら、元も子もないので……。

2000年06月15日

熊本県はセクハラ天国?

 みなさん知ってましたか?6月って、男女雇用機会均等月間なんです。個人的には、そんな「月間」があるなんて奇妙な気がするんですが。6月じゃなければ男女の就職が差別されてもいいのか、みたいな。そんなわけで、今日はなぜか熊本日日新聞から話題を一つ。

 熊本労働局雇用均等室が調べたところ、1999年度に企業に対して実施した雇用均等に関する改善指導は、なんと8割がセクハラに関するものだったのです。215件のうち、実に176件。次に多かったのが「募集・採用」で20件だから、セクハラがぶっちぎりの1位です。

 熊本日日新聞だから仕方がないけど、なんだかこれだけ読むと、熊本県がセクハラ天国であるかのような印象を受けてしまいます。

 もちろん、これは熊本県に限った話ではないのでしょう。こういう調査が全国レベルであると、もっともっと深刻な事態が浮き彫りになったりして。そうなるともう、冗談言ってる場合じゃなさそうです。

 ここで熊本労働局に寄せられた相談の1つを紹介。「社長と2人になったときに無理矢理キスをされそうになった。拒否したら通勤不能な部署に転勤命令が出された」というのがあります。

 社長っていいですね……いや、けしからん話です!許せません。まったく。

2000年06月14日

そんな長蛇の列に殺されて

 13日の夕刊といえば、もう、韓国と北朝鮮の首脳会談と、衆議院選挙の告示でてんこ盛りでした。しかし、そんなことにはお構いなく、このサイトはマイナーニュースを追求します(時にはメジャーなニュースもやりますが)。今日はコロンビアから。

 87歳の男性、アルツロ・サスペさんが、生存証明書をもらおうと役所の列に並んでいて死んでしまったのです。死因は心臓発作。生きていることを証明しようとして、その最中に死んでしまうなんて、哀れ極まります。成仏できません(もともと仏教徒ではないだろうが……)。

 だけどこの人、なんで生存証明書が必要だったの?と僕は考えました。答えはちゃんと記事に書いてあります。年金をもらい続けるためです。

 なるほど。

 と、一瞬納得してしまいましたが、生存証明書がないと年金がうち切られると言うのも悲しい話です。昨年11月にこの生存証明書の制度を設けてから、既に7000人の人が申請に訪れたのだとか。ロイターの記事によると、コロンビアでは役所の手続きがめっちゃくっちゃに遅く、年金の申請でも運転免許証の取得でも、とにかく長い列に並ばなくてはいけない文化なのだそうです。

 サスペさんは、その長蛇の列に殺されてしまったわけです。しかもサスペさんは現役時代、公務員だったのだ。皮肉だなぁ。

 こんな話を聞いた後だと、日本の役所は少しはましなのかな、って思いませんか。え?それとこれとは別問題? そうです。別問題です!

2000年06月13日

市長は叫ぶ「死なないで!」

 世の中、お墓がなくて困っている自治体が多いみたいです。このサイトでは今年の4月5日、上海市が墓場の土地が不足していることから「インターネット墓場」を作ろうとしている話を紹介しました。

 今回も似たような話ですが、こっちの方がさらに深刻です。

 場所は中国・上海から随分と離れて、アルバニアの首都、ティラナ。市長のアルバート・ブロジュカさんが「お墓がないの!だから死なないで!」と市民に訴えかけています。なにしろ、ティラナ市ではあと2ヶ月で墓場のための土地がなくなってしまうのです。上海なんてあと6年もあるんだから、可愛いもんですな。

 で、なんとか手を打とうと「お墓ファンド」とでも言うべき基金を作ろうとしたわけですが、誰も投資してくれなかった。墓場が儲かるという話は聞いたことがないから、仕方がないと思うんですが。

 それにしても最悪なのは、アルバニアを含むバルカン地区の死亡率が年々高まっていることでしょう。1994年には年間1950人が死んでいたのに、97年には2616人になったそうです。ロイターの記事によると、アルバニアは97年にバブルが崩壊してほとんどアナーキー状態だとか……。目も当てられない。

 日本の少子高齢化も深刻な問題ですが、でも、やっぱり平和な話題だなって感じがしますね。

2000年06月12日

同性愛者に労働組合も動く

 会社勤めの人が結婚したら、結婚相手にも会社の健康保険が適用されるのは、当たり前といえば当たり前ですね。でも、アメリカの自動車メーカー大手3社、つまりビッグ・スリーは、従業員の同性愛者のパートナーにも普通の夫婦と同じように健康保険を適用することを決めたんです。

 いや。さすがアメリカ、進んでいます。ていうか、今回は全米自動車労働組合が去年の秋からの交渉で頑張っていたんですね。もっとも、同性愛パートナーへの保険の適用には、生計をともにしていることを証明する必要があるようですが。

 各社とも、新制度の対象になる従業員が、全体の1%なんだって。100人に1人。

 うーん。多いのか、少ないのか。多いんだろうな……組合を動かすぐらいなんだから。日本でもいつか、そんな日が来るのかも知れません。

2000年06月11日

するめ1枚のお値段

 久しぶりの町おこしネタ。

 和歌山県すさみ町の漁協が、するめを真空パックにして、葉書として送ることができる「するめーる」というものを販売するのだそうです。朝日新聞によると、「漁業の町をPRして、観光にも一役買おうと発案した」とのこと。

 これはもちろん、パックを開ければ食べられるわけです。

 が、1枚260円もするんだって。さらに郵送するのに90円切手が必要。このサイトで4月15日に登場した「醤油アイスクリーム」の1個250円もなかなか高いという気がしたけど、これもちょっと、割高な気が……。

 受け取った相手がどういう反応をするのか、楽しみなところではあります。

2000年06月10日

睡眠不足に「胸もみマッサージ」

 最近は警察と同じぐらい、教師の不祥事があれこれと発覚しているようです。例えば9日の読売の夕刊を見ただけでも、「徳島県の熱血高校教師(男、28歳)が泥酔してキャンプの最中に男子テントに乱入し、トレパンをずり下ろして下品なことを言った」とか「東京都の男性中学教師(42歳)がマッサージだと言って女子生徒の体を触った」という記事が載っています。

 と思ったら、同じ日に、夕刊フジのホームページにもありました。大分県の男性小学校教師(33歳)が、小学5年生の女子に「寝不足解消のマッサージだ」と言いながら、胸や腹や太ももを触っていたのです。もちろん、親に通報されて発覚。

 あほくさ……。それじゃまるで、マッサージブームではないか。

 もっとましな嘘をつけ!

 ちなみにこの小学校教師、ほかにも4人の女子に「マッサージ」していたのだとか。

2000年06月09日

今時の警察にも、味方がいる

 警察。

 この言葉から何を連想しましたか。僕がいくつかをあげると、汚職まみれの神奈川県警、誘拐された少年を見殺しにした栃木県警、女子監禁事件の逮捕劇で嘘をつきまくった新潟県警。そんなのばっかりです。このサイトでも過去にいくつか、やや愉快とも言えるあほらしい警官の話が出てきます。

 しかし、警察の味方だって、いるところにはいるもんです。今回の話題は長野県から。

 ある巡査部長(46歳)が、暴走族の17歳に向かって銃口を突きつけて「死んでみるか」と脅したとして、5月9日に懲戒免職処分を喰らいました。まあ、本当なら仕方がないという気もします。ところが7日、この元巡査部長が釈明会見をしたわけです。銃口は空を向いていたし、脅したのではなく、「運転が危ないじゃないか。そんなに死にたいのか」と言ったのだと。

 ふーむ、真実はどちらなのか。

 いずれにせよ、夕刊フジによると、この元巡査部長は地元の下諏訪町では「熱血おまわりさん」として人気があるようです。なんと町の人口2万4千人のうち、半分以上の1万4千人が減刑嘆願運動に署名したのだとか。

 今後、元巡査部長の希望通り、懲戒免職処分が撤回される可能性があるかと言えば、まあ、なさそうな感じ。でも、地元に愛される警察官っていいですね。今時珍しいというか。

 日頃の行い、って大事なんだなぁ。

2000年06月08日

票が欲しくてストリップ

 当たり前なんですが、日本中のメディアが総選挙で盛り上がってます。明けても暮れても総選挙です。しかしところで、知ってましたか?地球の裏側で、メキシコも7月2日の総選挙に向けて盛り上がっています。

 日本でもちょっとは報道されてますが、その内容は「国際監視団が長期政権を維持している制度的革命党(PRI)の不正を非難している」と、ややお堅い話題です。一方で海外報道を見ると、なんとも面白いニュースがあるじゃないですか。

 話題はやはり、与党の制度的革命党(PRI)。なんと先週、メキシコシティーの外れの街角で、票を集めるためにストリップショーを開いたのです。しかも服を脱いだのは5人の男。2時間に渡って、音楽に合わせて1枚ずつ服を脱ぎ、最後に残った下着には「PRIに投票しよう」と書いてあったのだとか。

 要は女性から票を集めるためのキャンペーンなんです。が、しかし、そんな政党が71年間も政権を握っているだなんて。誤解したくないけど、メキシコって、ワイルドな国なんですね。

 ちなみに国際監視団が指摘しているPRIの不正というのは、「連邦予算を乱用して投票者を買収してる」というものです。もしかして、このストリップショーにも税金が使われていたのだろうか……。

2000年06月07日

井上被告の判決予想が大外れ

 さあさあ。6月6日のトップニュースといえば、オウム真理教の「諜報省大臣」井上嘉浩被告に対する判決です。結果は、無期懲役。マスコミは大方が甘い判決と見なして、遺族のコメントなどを添えて報道していました。

 さて、僕が住む神戸市の一角には、夕刊は3版というのが届きます。最終版の一個手前ですね。だから、今僕の手元にある新聞には判決の内容は掲載されていません。判決文が3時間にも及ぶ内容で、裁判官は結論を最後に回して午前中から延々とその理由を朗読し続けたわけです。

 だから新聞各紙は最終版まではあくまで判決の「予想」を載せるしかない。僕の手元にある3紙の予想を見てみると……。

 読売新聞: 井上被告に厳刑判決へ 犯行、重要な役割
 毎日新聞: 地下鉄サリンで「重要な役割」 求刑は死刑、厳刑の公算大
 日経新聞: 井上被告、極刑言い渡しへ 東京地裁、地下鉄サリン「関与」

 なーんと! 日経新聞がおおはずれ! 極刑って、死刑のことだよ〜ん。

 でも、読売と毎日は記事の中でも「厳しい刑が予想される」と書いている。でもそんなの、考えてみれば当たり前だよね。無難ではあるけど、ぼやっとした印象を受けます。だったら外れて良いのか、っていうと、そうでもない。夕刊が出回る頃には判決結果が出ているだけに。

 いやぁ。報道って、大変なんですね。

2000年06月02日

三振キング、ダイエー秋山の苦悩

 プロ野球を見ていて、応援しているチームのバッターがカキーン!とホームランをかっ飛ばしてくれると嬉しいですね。しかし、ここ一番という場面でスカッ!と空振り三振するシーンもやはり、野球の醍醐味ではないかと思います。

 1日にはダイエーの秋山が、通算最多三振を記録しました。その数、実に1588個。プロ生活20年目、試合数にして1950試合目の偉業です。日ハム戦の7回、カウント2−3から143キロの外角直球を空振りしたのでした。

 これまでの記録は「鉄人」の異名をとり、プロ野球の試合で連続出場の日本記録を持つ衣笠祥雄(広島カープ)が持っていました。当たり前といえば当たり前ですが、試合にたくさん出れば、それだけ三振の数も増えるのです。

 そう言う意味では、名誉な記録でもあります。やっぱり、元気に豪快な空振りをして試合を演出したのだから、個人的には拍手を送ってあげたい気持ちです。

 ただ、朝日新聞のホームページによると、試合前には前記録保持者の衣笠が秋山に対して、「見逃しだけはやめてくれよ」と激励したそうです。

 衣笠、それはよけいなお世話だ……。

2000年06月01日

冷凍死体は許しません

 さて、今回は珍しくフランスからの話題。

 50歳の姉と52歳の弟が、自治体を相手に戦った裁判に負けました。内容はこの姉弟が「母親の死体を冷凍保存して家に置いておきたい」と望んだのに対して、自治体が却下したというものです。ロイターの記事によると、フランスでは一応、土葬と火葬は認められているのだけど、「冷凍保存はいけません」ってことなんですね。

 冷凍保存した死体と一緒にいたいと思う人の気持ちは良くわかりませんが、なあんと、この姉弟は二人とも教師なんだそうです。ますます良くわからない……。

 姉弟曰く、「この問題に関して言えば、フランスの法律は世界で一番厳しい!」。

 そうか?

 で、弟さんは、欧州連合の人権裁判所に訴えることまで考えているそうです。

 こういう裁判、日本だったらどうなるんでしょうね。個人的には、余り認めて欲しくないけど。