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韓国も、受験戦争を止められず

 「受験戦争」という言葉を聞くと、正直言ってうんざりします。受験が戦争だなんて、何かが間違っているじゃないですか。しかし、長年日本の学生達はそれに耐え抜いてきたわけです。

 お隣の韓国でも受験競争は激しい。ただし日本に比べてユニークなのは、受験競争が行きすぎるのを抑えるために、1980年に法律で進学塾などの課外授業を禁止してしまったことです。毎日新聞によると、その後、夏休みの塾なら許可されたり、大学院生の個人的な家庭教師を認めたりと、徐々に規制緩和はされてきたようです。

 そして27日、ついに国の憲法裁判所が「課外授業を禁止することは憲法に違反する」との判決を下しました。父母の教育権を奪うからです。

 韓国社会はこれに騒然。「教育費が増えて大変だ!」「金持ちだけが良い教育を受けられるのは不公平だ!」などと反論が飛び交っているようです。もっとも、経済的には、教育産業が発展するのは悪いことではないわけですが、なんかしっくりこない。韓国の子供も、これからが大変だな、なんて思ったりして。

 もっともっと価値観が多様化して、みんなが同じ大学を目指して受験で「戦争」なんてしなくなれば良いのですが。