« 2000年03月 | Main | 2000年05月 »

2000年04月29日

韓国も、受験戦争を止められず

 「受験戦争」という言葉を聞くと、正直言ってうんざりします。受験が戦争だなんて、何かが間違っているじゃないですか。しかし、長年日本の学生達はそれに耐え抜いてきたわけです。

 お隣の韓国でも受験競争は激しい。ただし日本に比べてユニークなのは、受験競争が行きすぎるのを抑えるために、1980年に法律で進学塾などの課外授業を禁止してしまったことです。毎日新聞によると、その後、夏休みの塾なら許可されたり、大学院生の個人的な家庭教師を認めたりと、徐々に規制緩和はされてきたようです。

 そして27日、ついに国の憲法裁判所が「課外授業を禁止することは憲法に違反する」との判決を下しました。父母の教育権を奪うからです。

 韓国社会はこれに騒然。「教育費が増えて大変だ!」「金持ちだけが良い教育を受けられるのは不公平だ!」などと反論が飛び交っているようです。もっとも、経済的には、教育産業が発展するのは悪いことではないわけですが、なんかしっくりこない。韓国の子供も、これからが大変だな、なんて思ったりして。

 もっともっと価値観が多様化して、みんなが同じ大学を目指して受験で「戦争」なんてしなくなれば良いのですが。

2000年04月28日

男の「助産婦」の何が悪い

 当たり前と言えば当たり前なんですが、「助産婦」というのは国家資格であって、しかも女性にしか取得できない国家資格であります。しかし、男が助産婦やってなにが悪いの?ということで、超党派の議員が保健婦助産婦看護婦法を改正しようとしています。

 個人的には、こういうのって賛成です。男性をより子育てに近づけることで男女平等にもつないでいくという、長い道のりの一歩であるように感じるからです。

 しかーし。「全ての行動には、それに匹敵する非難がある」と言ったのはハリソンですが、やはりここでも待ったをかける人々がいました。その名も、市民グループ「お産&子育てを支える会」。27日にわざわざ厚生省で記者会見して反対意見を表明したのです。

 で、このグループによると「助産婦は、出産まで長時間、女性の体に触れる仕事であり、女性たちの意見も踏まえて議論を深めるべきだ」なのだそうです。だってさ、そんなこといったら、産婦人科のお医者さんなんてさ……。

 ちなみに僕は膝の手術を経験しましたが、女性の看護婦さんにすっぽんぽんにされて背中から注射を打たれたり、浣腸までされたりしました。しかも手術後に目が覚めたら、いつの間にかふんどしをはいていました。

 男が助産婦になってはいけないだなんて、まじでナンセンスです。

2000年04月27日

表、だから人殺し

 陪審員というのは、アメリカにあって日本にない司法制度の一つです。ようするに、どこにでもいるおじさんやおばさんが十数人で裁判を聞いて、みんなで判決を決めるという仕組みです。

 アメリカはケンタッキー州で、その陪審員が、女友達を殺したとして殺人罪に問われた男性(28歳)の有罪無罪を審議しました。今月20、21日と2日間かけて、審理に費やした時間はおよそ9時間。陪審員も悩んだことでしょう。

 と思ったら、なんと彼らは男性に殺意があったかどうかを巡って意見が対立してしまい、結局、コインの裏表で判決を決めたのでした!……しかも有罪

 しかし判決を下す直前になって、コインを使ったことが発覚。裁判官は慌てて裁判のやり直しを命じたのでありました。いやあ、恐いですね、陪審員って。

 さて、ここで時事通信の記事の最後の1行に注目。

 陪審長は「コイン投げは合法だと思っていた」と弁明している。

 こらこら……。んなわけないだろ。見え透いた嘘はつかないようにしましょう。

 コインの話が出たところで、今日はおまけを一つ。先週火曜日のニュースですが、アメリカのフィリップス・ペトロリアムとシェブロンという2社が、互いの化学事業を統合して、60億ドル規模の合弁会社が設立されることになりました。しかし、ここで会社名の名前で意見が対立。どっちの名前が先に来るかでおおもめしたそうです。そこでコインの登場。結局、「シェブロン・フィリップス・ケミカル」で落ち着いたのだそうです。最近の金融大合併も、新会社の名前はジャンケンで決めればいいのにね。

2000年04月26日

いびきで死んだ悲劇の男

 いびきというのは、とても体に悪いそうです。舌の奥の方が喉に張り付いて、空気が通る際に鼻を通して音を出すのがいびきなわけですが、この状態は要するに、舌が呼吸を妨げている状態なんです。

 アイルランドのトーマス・ブレイディーさん(22歳)の場合、そのいびきのおかげで死ぬ羽目になってしまいました。

 刑務所で相部屋になったもう1人の囚人が、「こいつのいびきは我慢ならん!」と、テーブルナイフでブレイディーさんを突き刺してしまったのです。すんごい音だったんでしょうね。もっとも、相部屋の囚人がただ短気だったというだけのことかも知れませんが。

 それにしても、復活祭の日曜日に殺されるなんて皮肉な話……。

 みなさんも気をつけましょう。どこでだれがあなたのいびきに恨みを持っているか、分かったものではありません。

 もっとも、なぜ刑務所の中の囚人がテーブルナイフなんて持っていたのかは良くわからないのですが。

2000年04月25日

痕を残さずに奥さんを殴る方法

 ロイターの報道によると、近代エロ雑誌の王様の「プレイボーイ」が、ローマニアで発行した4月号で「痕を残さずに奥さんを殴る方法」という記事を掲載しました。昔の共産党の秘密警察が使った手法を紹介したのです。正直言ってびっくりしました。いや、いくら何でもそれはまずいだろ……。

 と思ったら、実はこれ、エイプリル・フールの冗談でした。

 しかーし!

 地元の女性団体は怒った。冗談で済む問題か!というわけで、プレイボーイ社に猛然と抗議。その結果、プレイボーイ社はついに謝罪したそうです。しかも、家庭内暴力の被害者となった女性向けの施設を設けて、その女性団体と一緒に家庭内暴力撲滅運動に参加することになったのでした。

 アメリカのプレイボーイ社のホームページでも、一応、ニュースリリースの形で謝罪の意を表明しています。これと関係あるのかは良くわからないけど、この会社の株価は3月始めに比べて半額ぐらいにまで落ち込んでいます。

 エイプリル・フールのつけは想像以上に大きかった。いや、しかし、それぐらい考えろよ。

 ちなみに、プレイボーイ社の最高経営責任者ってChristine Hefner さんというのですが、どう見ても女性の名前なんですね。それが女性に対する暴力を助長するような記事を載せていたなんて。もっとも、本人の知らないところで起こったのだろうけど、なんだか奇妙な事件だ……。

2000年04月24日

総理大臣のラクチン就職体験談

 今日の衆院予算委員会はなかなかの見物だったようです。

 社民党の保坂展人氏が、森喜朗首相の自伝を取り上げた。首相はようするに、産経新聞が新卒採用をしていなかったのにも関わらず、コネを利用して社長に取り合って無理に入社試験を受けたわけです。しかしこの時、「まともに試験を受けても合格しない」と考えた。それで答案用紙に「(社長は)前途有望な学生を潰すようなことがあってはならない」とだけ書いて提出、結局入社してしまった。

 本人はそのつもりではないかも知れないけど、コネを自慢しているわけです。

 就職戦線が厳しいこの時に、学生を刺激しなければ良いのですが。無党派層って恐いから。

 しかしこの後の保坂氏の突っ込みもさえない。「不公正で、若い人が森流でコネを探して企業に行ったら問題だ」だなんて。僕は実力で就職したつもりだけど、コネで入社なんてどこにだってあるじゃないか。あほくさ。

 そんなこといいだしたら、親の七光りで政治家になった人がどれだけいるか、考えて見ようぜ。って感じですな。

2000年04月23日

教育用ビデオ「子供の作り方」

 どうしても子供を作ってくれない。もしかして、作り方を知らないのでは?……こうなったら、性行為をビデオで教え込んで子供を作ってもらおう!

 というわけで、中国のある研究所が実際にビデオを作ってしまいました。しかもなんと、これが大成功したそうなんです。

 はて。中国と言えば一昔前、一人っ子政策なんてのが話題になっていたのでは。

 と思ったらこれ、パンダ用の「交尾教育ビデオ」。実施したのはずばり、「中国パンダ研究所」なんです。

 パンダというのは、一度捕獲されるとなかなか子供を作らないらしい。かといって放っておいても野生のパンダは減っていく。どうしたもんだか、ということで実験的に他のパンダが交尾しているところをビデオで見せることになったのだとか。

 北京発のロイターの記事によると、その結果として、捕獲されてインポテンツになった雄のパンダの割合は、8割から6割にまで減ったそうです。考えましたな、パンダ研究所。

 日本の少子化にもこれで歯止めがかからないだろうか。……そういう問題じゃない?ごもっとも。

2000年04月21日

テレビ番組で豊胸手術をゲット

 10年ほど前、アメリカのトークショーで豊胸手術を巡る大論争を見たことがあります。女性がいやがっているのに「豊胸手術をして欲しい」と迫る彼氏がいたり、彼氏がいやがっているのに「豊胸手術をしたい」という女性がいたり。人の価値観は人それぞれです。

 さて、オーストリアの「Check It!」というテレビ番組が、なんと視聴者に豊胸手術をプレゼントする企画を始めました。視聴者が自分の写真をテレビ局に送り、「なぜ豊胸手術を受けたいか」を説明するというもの。しかも、当選者を選ぶのは視聴者だって。

 うーん。視聴率、上がるんでしょうか。

 このロイターの記事によると、この番組は12歳から29歳を対象としているそうです。まあ、こう言うのは大人でないとね。……ん。12歳?!

 常識なんて、国それぞれです。

2000年04月20日

アメリカ大統領にバービーちゃん

 米国の大統領選は共和党、民主党の候補がそれぞれ決まり、今のところは秋の選挙に向けて一休みという感じでしょうか。共和党のブッシュ候補が候補選びで破れたマケイン氏に副大統領として参戦するよう要請するなど、それなりにいろいろあるようですが。

 と、ここに来て新しい候補が誕生しました。過去数十年に渡ってアメリカ中の女の子から絶大な支持を受け続けているバービー人形が大統領に立候補するというのです。バービー人形ってのは、ようするに、日本でいうところのリカちゃん人形です。

 これは非営利組織の「ザ・ホワイトハウス・プロジェクト」という団体が、おもちゃ会社のマテルと連携して企画したもの。5月1日には店頭に「バービー・大統領候補」が並ぶのだそうです。

 「大統領にバービーを」なんて、たすきをかけたりするんでしょうか。

 ちなみにバービーちゃんは過去40年で75種類もの職種を経験。例を挙げれば医者、デザイナー、サッカー選手、宇宙飛行士……ときりがない。「ザ・ホワイト・ハウス・プロジェクト」のリーダーは「国内の少女は1人8体のバービーを持っている。彼女たちの生活で大きな部分を占めている以上、明日の指導者になるよう励ますメッセージも届けたい」という。

 はたして効果はいかほどに。40年か50年後の米大統領選を、楽しみに待ちましょう。

2000年04月19日

自分の脳味噌を見つける方法

 毎日新聞が夕刊で面白い企画をやっています。その名も、「期待の星、期待はずれの星」。

 今回のテーマは「アジア首脳の素顔」で、期待の星として貧しい農家から苦労を重ねて台湾総統選に勝利した陳水扁さんを挙げています。かたや期待はずれの星として挙げられたのは、庶民派として人気を集めて大統領になってしまったフィリピンのエストラダさん。

 この中で、エストラダさんを揶揄する記事の書き出しが目を引いた。

側近「大統領、何か良いことでもあったのですか」
大統領「脳にガンができたことが分かったのだ」
側近「それは大変。喜んでいる場合ではありません」
大統領「いや、これで俺にも脳味噌があることが証明されたわけだ」

 個人的にエストラダ大統領が嫌いなわけではないけど、ぷぷぷと笑ってしまいました。フィリピンの人もなかなか渋いギャグをいいます。大衆派として票を集めたのに、貧困のための政治を全然公約通りに実現していない。しかも株価不正操作や公共事業の不正受注とかで疑惑がわんさと出てきて、とにかく人気落ち目の人なのです。

 それにしてもこのギャグ、きっとエストラダさん以外の人にも使えます。日本の政治家なんてどうでしょう。

 いや、もちろん、小渕さんではちょっとばかしバッド・タイミングなわけですが……。

2000年04月18日

うんこストーカー参上

 いまや世間はストーカーブーム。来る日も来る日もストーカーが新聞に登場します。

 そしてついに登場! うんこで攻めるストーカーが出ました。

 犯人は37歳の測量会社の専務。会社員の女性(33歳)のマンションの郵便受けに、アルミホイルやラップにくるんだ汚物を入れているところを警察に見つかって逮捕されました。

 読売の記事によると、この専務は97年夏に、被害者の女性に交際を断れてからストーカーに変身。嫌がらせとして勝手に通信販売の商品が届くようなことを数回繰り返して、逮捕されています。そんでもって、今年1月に懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が出たばかりだったのです。

 その後、嫌がらせはさらにエスカレートした。動物の死体とか、ついに汚物まで持ち出して。懲りない人ですね。

 しかし、うんこをラップにくるんだのはなぜでしょう?疑問です。新鮮さを保つつもりだったのでしょうか……。

2000年04月17日

がんばれだ!さいたま

 来春の合併を目指す埼玉県の浦和、大宮、与野の3市が、合併後の新市名を決めました。

 その名もさいたま市。

 うおおおおおお! 芸がない!

 なんていうと埼玉県民に怒られそうなので、この辺にしておきます。

 新市名は全国公募の結果、1位が「埼玉市」、2位が「さいたま市」、3位が「大宮市」だった。ただ、浦和と与野が「埼玉市」を支持、一方で大宮市は「大宮市」と言い張って意見が対立したそうです。

 しかし、市役所が当初構想の浦和市から、大宮市が唱えていた「さいたま新都心」に変わることになって合意が得られたそうです。さいたま新都心ってのは、合併する3市にまたがるのですな。

 というわけで、妥協で生まれる「さいたま市」。合併後に派閥争いとかがなければよいのだけど。

2000年04月16日

地中海ならトップレス

 兵士。それは、国のために、民族のために命をなげうってでも闘う人々のことである。欧米の映画なんかだと、けっこう女性兵士も登場する。そういう時代だ。

 そんな緊迫感が薄れてしまうニュースが出てきた。

 オランダのテレグラフ紙の1面に、オランダ海軍の戦艦に搭乗していた女性兵士11人がトップレスになっている写真が掲載されたのでした。場所は地中海。しかも、なんとすれ違ったイタリア海軍の戦艦に向かってナイス・バディ(かどうかは分からないが)をご披露していたのだそうです。

 この写真はたちまち波紋を広げ、戦艦の司令官は監督を怠ったとして懲戒処分を受けた。そりゃそうだ。

 しかし、APの記事によると、「写真では、女性兵士の後ろで男性達が大笑いしている」のだそうです。オランダの女性って、そういうのはへっちゃらなんですね。

 同じ不祥事でも、笑える分だけ日本の自衛隊よりはましかな、と思ったりしたのでした。

2000年04月15日

新型ソフトクリームにかける

 景気が回復に向かっている、だなんて言われ始めているが、全国各地の地場産業は大方苦戦中だ。あらためてそんなことを認識してしまうニュースに出会った。

 岡山県備前市の香登という地域で、しょうゆ味のソフトクリームが誕生しました。そう。香登地域は昔、しょう油やみそ、それに酒の醸造業が多かったのに、今は3軒しかないのです。

 しかしこの朝日新聞の記事を見ると、なんとこの新商品を開発した「鷹取醤油」の4代目は、長野で食べた「ミソ味ソフトクリーム」にヒントを得たそうです。っていうか、パクリに近いのではないか?

 ……まあ、景況厳しい地場産業なら許されよう。記事によると「醸造の町の復活につながれば、と業者らは夢を描く」ほど期待しているそうだから。ただ、250円ってのはちょっと高いような気がするのだが。

 味は「キャラメルに似た味わい」らしい。美味しいのだろうか。食べたことのある人は是非ご一報を。

2000年04月14日

本日の痴漢、朝日新聞

 昨日はブラック・ジャックに目を奪われていたので1日遅れになりましたが、12日の朝日新聞の夕刊社会面に、とても小さい記事だけど特ダネが載っていました。

 「痴漢行為で本社記者逮捕」

 そう。朝日新聞が朝日新聞記者の痴漢をスクープしたのです。しかも実名。当たり前といえば当たり前だけど、この人はもう生きていけないのではないだろうかと思うぐらい、かわいそうな話でもあります。

 この記者、酔っぱらって池袋にいた女性大学院生のお尻を触ったのだそうです。個人的には、「着ぐるみ痴漢」(4月12日を参照)よりはましだと思う。だって、この程度の痴漢なら、普通は報道されませんよ。

 そういえば昔、産経新聞が「本社記者がひき逃げ」というスクープをやってました。その方がまだ納得がいくかな。でも、朝日新聞も書かねば週刊誌にやられてしまう、という強迫観念があったのかも知れません。

 自分の会社に悪事を大本営発表される……。メディア社員ならではの皮肉かも知れません。

2000年04月13日

医者よ「ブラックジャック」に学べ

 手塚治虫のファンには見逃せないニュース。

 東京で12日に始まった日本外科学会の総会に会わせて、「ブラック・ジャック」の特別展が始まりました。読売新聞によると、13日午後6時半から2時間の間は一般公開もするそうです。

 まてよ?ブラック・ジャックって、無免許医師ではなかったっけ。

 と思ったあなたは正しい。実際にブラック・ジャックが無免許だったことを理由に、学会内では反対意見も出たようです。しかしここで若手ががんばった。「命の尊さを訴える作品の主題は、外科医にはとても大事なのだ!」と主張して、なんと3年がかりで準備を進めてきたそうです。

 やるじゃないか、若手医師軍団。

 入場無料とのことなんで、丸の内の東京国際フォーラムの近くにいる人はぜひ御一見を。

2000年04月12日

馬に痴漢された女子中学生の悲劇

 最近ニュースを見ていて、自分より年下の女の子を襲う男が増えているように感じるのは気のせいでしょうか。新潟の監禁事件などは言うまでもないわけですが、11日にも静岡県静岡市で、26歳の無職男性が逮捕されました。容疑は静岡県青少年条例違反。

 「リスの気ぐるみを来て女子中学生を自宅に誘い、わいせつ行為に及んだ」というのが理由です。

 もっとも、リスの気ぐるみについていった女子中学生が何を考えていたのかは良くわからない。夕刊フジの記事によると、容疑者は昨年7月から12月まで、リスや馬の気ぐるみを着て静岡市の繁華街に出没していたそうです。

 うま?

 だって、怪しいだろ……そんなの。どう考えても。

 さらに記事はこう続きます。容疑者の自宅を訪れた生徒は10人近くいると見られ、警察は余罪を追及している、と。こうなると、いったいどんな手口で女子生徒をおびき寄せたのかが知りたくなります。残念ながら記事には書いてありませんが。

 それにしても、10人もその怪しい着ぐるみ男の自宅にまでについていったのかと思うと、なんだか悲しい。もう少し考えようぜ、女子中学生よ。

2000年04月11日

「三国人」ってなんだ

 今日はちょっとシリアスかも。

 銀行をねらい打ちした外形標準課税とか、排気ガス対策とか、いろいろぶち挙げて人気を集めている東京都の石原慎太郎知事。だけど今回のはちょっときつい。「東京で震災が起きたら三国人が暴動を起こす可能性がある」との主旨のことを発言してしまったわけです。

 さて、三国人とは何でしょう。毎日新聞の記事によると、連合国と日本以外の国の人という意味があるらしい。第二次世界大戦前後に朝鮮のほか台湾や中国出身の人に対する別称として使われたようです。

 またまた毎日新聞によると「今では差部用語として一般的に使われることはほとんどない」とのこと。僕が知らなかったのも、単なる無知のせいではないようです。良かった。

 ちょっとまて!良くない。

 この慎太郎発言は早々とロイター通信などによって世界に発信されています。しかも「三国人」の解説つきで。大丈夫なんでしょうか。個人的にはとても不安です。韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が分裂後初の首脳会談にこぎ着けようとしているときなのに……。

 その後の石原知事のコメントはまだ報道されていない様子。否定するのだろうか。それとも開き直るのか。うーむ。気になる。みなさんはいかがですか?

 今日はやっぱりシリアスになってしまった。明日からまた、コメディータッチに戻ります。

2000年04月10日

ゲイには見られたくないスポーツ

 トルコには、体にオリーブ油を塗りたくって取っ組み合いをする「オイル・レスリング」というのがあるそうです。最近そのオイル・レスラーが身の危険を感じる事件が起きています。

 というのも、「6月に開かれる第639回キルクピナル・オイル・レスリング大会をみんなで見に行こう!」と、ゲイのおじさんグループがインターネットで仲間を集めているからです。油でテカテカに光るむちむちの筋肉を見に行こう、と言う感じでしょうか。

 これには国の伝統スポーツ協議会の会長(とかいう位置づけのお偉いさん)も激憤。「倫理に反する!」とゲイのおじさんグループが会場に入れないようにしようと躍起になっているそうです。

 レスリングというと日本ではマイナースポーツの部類ですが、トルコではかなりの伝統があるとのこと。オイル・レスリングも中世の頃からあるというから、ゲイに伝統を台無しにされてたまるか!という気持ちは分からないでもないですね。

2000年04月09日

歌わぬ奴はぶん殴り

 さてはて。日本列島はさくら満開です。楽しく花見をするのも悪くないでしょう。

 かと思ってお花見を楽しんでいた名古屋市の20歳から34歳の14人グループが、ひどい目に遭ってしまいました。いきなり現れた20人のグループが「歌え!」と命令。断るといきなり一斉に殴りかかってきたというのです。

 暴行したグループは車などで逃走したそうです。

 何とも不条理な世の中……。

2000年04月08日

「警察ごっこ」は停学処分です

 今日はインターネットラジオのダラスKLIFで論争を巻き起こした話題。

 最近アメリカでは学校での犯罪がますます悪化しているということで、アメリカのニュージャージー州のウィルソン学園は「武器完全撤廃運動」を導入しました。武器はダメ。絶対にダメ!と言う感じ。アメリカならではの取り組みかも知れません。

 武器撤廃運動は早速、効果を発揮しました。武器を持ち込んだ男子幼稚園児3人が3日間の停学処分になったのです。そう、幼稚園児。

 ただ、武器といっても子供は「警察と泥棒ごっこ」をしていただけです。手を銃のように構えて「撃つぞ!」と遊んでいたわけです。

 番組の視聴者からは「そりゃやりすぎだ!」との電話が殺到。まあ、そりゃそうだ。しかし学校側は「私たちは正しいことをした」と言ってはばからない。ロイターの報道によると、昨年のコロンバイン高校での銃乱射事件の反動なのだと。

 視聴者の1人が皮肉を込めて言いました。「泥棒をやっていた子だけを停学にすれば」と。でもこれ、日本で考えると、警察をやっていた子だけが停学になりそう。「警察は嘘の始まりです」って。

2000年04月07日

高知の男女分業意識、どっちもどっち

 今日は久しぶりに、地方新聞のホームページを散策。高知新聞で面白いものを見つけました。

 記事によると、高知大学の男子生徒の約65%が「男は仕事、女は家庭」という男女分業意識を持っていることが、アンケート調査で分かったのだそうです。ちなみに女子生徒は31%程度。女性の社会進出なんていまさら言うことでもなさそうだけど、高知の男って、遅れているんだな。

 と決めつけるのも失礼か。

 この男女分業意識が、他の地方でどの程度のものかがわからないと、高知県の特性は分からないですね。そもそもこのアンケートは、学校で家庭科の授業を男女共修にしてから、効果がどれぐらいあったかを調べるためのものなんだそうです。

 しかし、ものは考えようです。女子生徒でも31%が男女分業派なのだから、実際に女性の平等意識に反して男女分業を望んでいるのは、実質的には65%から31%を引いた34%ということになります。この34%が男女平等派になれば、みんなハッピー。

 そんな訳ない? ……ごもっとも。

 でも、記事にはさらに続きがある。「結婚相手に求めるものは?」という質問で、1番になったのは男女ともに「性格が合うこと」だった。妥当だな。この先が問題だ。男子で2番になったのは「家事ができること」。そして女子で2番になったのは「安定収入」。

 どっちもどっちなんではないでしょうか。

2000年04月06日

中学生いじめで貯金1500万円

 そういえば最近、いじめの話題を聞かないな。と思ったら甘い。いじめるやつはいじめ続け、いじめられるやつもいじめられ続ける。日本の学校の悲劇はなかなか終わりそうになさそうです。

 というのも、名古屋市の無職3人が、同年代の男の子から900万円を脅し取ったとして愛知県警に逮捕されたというのです。無職3人と言っても、つい最近までは中学生に通っていた15歳。若い。若すぎる。というか、いじめられていた子はどうやってそんな大金を出していたのか。

 今日の読売新聞は、そんな質問にちゃんと答えてくれました。要するに、見かねた母親が亡くなった夫の生命保険金約3000万円を取り崩して支払っていたのです。「お母さん、お金を渡さずになにか対策をたてろよ」と思ったのは僕だけではないでしょう。

 母親は息子に「殴られたくないから金をくれ」とせがまれ、一応学校と警察に相談したんだそうです。問題はここで少年が説明を拒んだこと。結局、大金を手渡す羽目になってしまった。

 さらに恐ろしいのは、今回逮捕された3人の他にも10人ぐらいが少年から金を巻き上げていた可能性があるということ。被害総額約1500万円。世も末だ。十数人がそれだけの恐喝をしていながら、いじめっ子の親も学校も何もできなかっただなんて。被害者の少年には気の毒だが、それだけダメな人々に囲まれたらもう、どうしようもない。

 少年がなんとか生きていて良かった。正直、そんな感じです。

2000年04月05日

インターネットでお墓参り

 中国も町中となると、日本と同じで墓地がなくなりつつあるんだそうです。考えても見れば、人口規模が大きければ大きいほどお墓の需要は拡大してしまうのです。田舎はともかく、香港や上海のような大都市になったらひとたまりもないでしょう。

 しかし、その上海市がなんと、インターネット上に墓場を設ける構想を発表しました。上海デイリーによると「市は6月にも、マウスをクリックするだけで死別した人に哀悼できるサイトを設置する」んだそうです。

 いや、はや。しかもこれ、中国でいうところのお盆を狙って発表したというから、「お墓問題」に悩む市の担当者の苦労が想像できてしまいます。無理もないか。上海市では毎年10万人の人が埋葬されて、あと6年もすると本当に墓地がなくなってしまうそうです。

 遺族がこのサイトを訪れれば「哀悼ホール」が準備されていて、死者の写真や個人情報に加えて花やろうそくまで出て来るという。しかも葬式用の音楽まで流れるという。

 そこまでやるか。

 って、そこまでやって良いのだろうか……。

2000年04月04日

病気と闘うマイケル・J・フォックス

 今病気と闘っていると言えば、そう、小渕恵三首相です。えらいことになりました。新聞・テレビ報道ははっきり言って小渕首相と有珠山噴火のニュースで埋まってしまいました。まあ、大事なことなので、これを機会にいろいろ勉強しましょう。

 その傍らで、実はもう1人、現役を降りて闘病生活に入った人がいます。俳優のマイケル・J・フォックス(38歳)。パーキンソン病なんだそうです。思えば30分コメディー「ファミリー・タイズ」でブレークしてから、いろんな映画で活躍しました。バック・トゥ・ザ・フューチャー、ティーン・ウルフ、カジュアルティーズ、などなど……。良い役者でした。

 そう言えばこのコラムでは昨年12月16日に、スヌーピー(性格には「チャーリー・ブラウン」ですが)の作者が引退して闘病生活に入った話を書きました。なんだか最近、そういうのが多いな〜。

 話を戻すと、マイケルは9年も前に病気にかかっているのを知ったのに、2年前まで隠し続けて、がんばって働いていたのです。うーん。根性だ。今回は「引退するのではなくて、家族と一緒に過ごしてこれまでの疲れをとりたい」のだそうです。

 じっくり休んで下さい。ぐすん。

2000年04月03日

年金とアダルトビデオの深い関係

 あるオランダの保険会社は、年金関連商品を説明するのにビデオを使うらしい。まあ、売り込み強化と言う観点ではビデオを使うぐらいの工夫は必要なのかも知れません。

 しかーし。このNationale Nederlanden という保険会社の場合、ビデオ作戦は裏目に出てしまったようです。それというのも、年金のビデオのかわりにアダルトビデオを顧客にばらまいてしまったからです。その数、実に100本。

 この会社の広報担当者のコメント。「緊急事態なので、早速車に飛び乗って全てを回収しました」。

 ……そりゃそうだ。テープはラベルを見る限り、年金関連のものだったそうです。それが、なぜ? そもそもなんで保険会社にポルノビデオが100本も紛れ込んでいたの? この辺についても説明が欲しかったですな。

 実は、中にはビデオを返さずにごねた人もいたのではないだろうか。「これは俺のもんだ!」って。

2000年04月02日

当選宝くじ、肝臓と交換します

 「じん臓一個売れよ。三百万円くらいで売れるわ」

 と行ったのは日栄の元社員。臓器の売買は仮に売り手と買い手が合意したとしても違法です。これは世界中ほとんどの国に共通しているはず。でも、仮に許されたら、あなたは自分の肝臓をいくらで売りますか。

 実は先日、イギリスのある肝臓病患者(男性)のもとに「私の肝臓を是非使って!」という人々が殺到しました。この男性、6億5千万円ぐらいの宝くじを当てたのをいいことに、記者会見で「宝くじと新しい肝臓を取り替えてくれる人はいないか」と発言。その後、希望者が次から次へと押し寄せたのだそうです。

 もちろん、国立肝臓研究財団からストップがかかった。

 ロイターはその後の動向を伝えていませんが、聞けばこの男性、11歳の時から肝臓病におかされていて、26歳の今まで2回も移植手術が失敗したんだそうです。確かに僕がこの男性だったら「宝くじをなげうってでも、健康になりたい!!」と思うかも知れません。

 誰かがこの男性に肝臓を提供して手術も成功して、後日、この提供者が偶然にも宝くじを当てる。

 ……そんな展開だったら良かったのだけど、さすがに神様はそこまで世の中を上手く作ってくれなかった。男性の病気が早く治ると良いのですが。

2000年04月01日

タイガー・ファンド、大衆のパワーに敗北

 年度末にかけて有珠山が噴火し、年度始まって介護保険がスタート。正解では自由党の連立与党離脱問題が大詰めを迎えるなどで、それなりにニュース盛りだくさんの季節になりました。企業があちらこちらで合併して、法律もバンバン変わる。有珠山の噴火は仕方がないとしても、ちょっとぐらい時期をずらせば良いのに、と思ったのは僕だけでしょうか。

 さて、そんなどさくさに紛れて、大手ヘッジファンドのタイガー・ファンドが持っている全てのファンドを精算することを決めました。そんなわけで、またしても「さらば」です。

 ヘッジファンドというのは、ようするにお金を集めて高利回りで運用してくれる人達のことです。ただ、彼らは利益を上げるために、時に手荒いというか、激しい取引をするのです。円やアジア通過が割高だと思えば、怒濤のアジア通過売りをやってしまう。日本株が割安だと感じれば、怒濤の買いを入れる。そんなやり方でアジア通貨危機などをあおっておきながら、ちゃんと儲けてきたわけです。

 読売新聞の記事には、そんな運用のプロも、個人投資家に負けたという主旨のことが書かれていました。つまり、タイガーファンドの人々はアメリカのネット関連株が過剰評価されていると感じて、全然買っていなかった。しかし、個人投資家がバンバン買いを入れるのですっかり取り残されてしまった。それで、これまでヘッジファンドの私募債を買ってくれた投資家達に利回りをつけて返していたお金が、もう儲けられなくなったという展開。

 ちなみにヘッジファンドと言えば、市場ではあちこちで空売りを展開して批判を浴びたこともありました。しかしタイガー・ファンドの場合、緻密に独自の経済理論を組み立てて投資対象が割高か割安かを判断して、その上で「怒濤の取引」をしていたようです。つまり、投資のプロとしてはごく自然だったのかと。他のヘッジファンドではもっと悪質な空売りをやっているところもあるのだと。

 そう考えると、律儀に経済理路を追求するのも考え物。要はネット株を買った群集の心理を見抜けなかったということでしょうか。しかしアメリカのネット株相場が本当に企業の実力を反映したものだったら……。単に先見性がなかったということになってしまう。ロシアの債務不履行で潰れてしまったヘッジファンドもあったことを考えると、投資はギャンブルなんだって、改めて思い知らされますね。