死体探しのくたびれもうけ
さて、せっかくの2月29日をすっ飛ばしてしまいました。400年に1度の出来事だったのに、と思う読者もいらっしゃるかも知れませんが、2000年問題は新聞などでじっくりご覧下さい。今日はまたまたアメリカからのお話です。
1998年の夏、フロリダ州の海岸でケーリー・シールさんという男性が行方不明になりました。ダイビング用具だけ残っていたことから、地元のライフガード達はおぼれたのであろうと必死になって探し回ったけど、シールさんの遺体は見つかりませんでした。
それもそのはず、シールさんは同じアメリカでもカナダとの国境がある北のウィスコンシン州で元気に過ごしていたのです。先週木曜日、シールさんは裁判でライフガードや地元警察に5万ドル以上の罰金を言い渡されました。さらに彼をウィスコンシン州まで探しに行くための費用約$1000ドルも賠償金に加わりました。
典型的な保険金詐欺だったわけです。必死に探したライフガードの方々は報われない……しかし賠償金はなんとか受け取れそう。これが死体探しのくたびれもうけ。ちなみに、この事件で共犯を働いたシールさんのガールフレンドとお父さんは、合計100万ドルの保険金をもらっていたそうです。
僕がライフガードだったら、一発殴りますね。「よくぞ生きて帰ってきたな!」って。