« 監禁事件の被害者まで実名報道する地元紙のパワー | Main | 変態からの画像メールに要注意 »

野茂はもう、向こうの人

 大リーグ生活6年目の野茂英雄が、デトロイト・タイガースの開幕投手に選ばれました。苦労が積み重なった98年のシーズンから考えると、その復活ぶりは目覚ましい。もうアメリカに渡って6年もたつのに、日本でも話題を呼んでいます。

 しかしデトロイトというと、車の街。80年代から90年代半ばまでは、アメリカの中でももっともジャパン・バッシングが激しかったようなところです。野茂、大丈夫かな、現地で嫌われたりしていないかな……と心配になって、海外での報道にチェックを入れてみました。

 なんだかちょっと拍子抜け。地元紙のデトロイト・ニュースのページでは野茂の開幕投手決定についてなにも書いていないんだから。ああ。そんなものなのかな。そこでヤフーで検索してみると、ちゃんとAPの記事が出てきました。しかしそれも淡々としたもの。

 「野茂が開幕投手に決まったのは、昨年のブルワーズ時代からガーナー監督(昨年はブルワーズ監督で、今年はタイガース監督)と仲が良かったことが背景にあったようだ」だって。日本人が初めて大リーグで開幕投手になったと、日本ではそれなりのニュースとして報道されたけど、現地はなんだか冷めたもんです。

 しかしそれがアメリカらしくて良いのかも。野茂もある意味で、向こうの人としてなじんでしまったわけだから。淋しいようだけど、いつまでも「日本人、日本人」って取り上げられるのもおかしな話だ。とかいいながら、それでも僕は心の中で野茂の応援をしてしまうのだけど。やっぱり、あの投球フォームはかっこいいのだ。

 がんばれよ、野茂。(ちょっと偉そうに言ってみた)