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「太りすぎが」増えてもいい

 世界の太りすぎ人口が12億人に上り、栄養失調の人口と並んだ。アメリカのシンクタンク、ワールドウォッチ研究所が先日、そんな調査結果を発表しました。ようするに、太りすぎの人がばんばん増えているわけです。僕も気をつけないと、「太りすぎの12億人」に仲間入りしてしまいそうですが……。

 しかしこれはグッド・ニュースでしょう。なにしろ、栄養失調の人は1980年以来減り続けているという。統計によると、慢性的な飢餓状態にあるのは7億9000万人で、70年の9億800万人に比べると14%減少したそうです。

 ちなみにロイターは記事の真ん中部分で「栄養失調の人が減っている」という事実を知らせました。読売新聞はこの部分を書かないで、太った人が増えたことをやたらと強調していました。栄養失調の人が増えているのにも関わらず、太りすぎの人がそれに追いついた!というのなら大変だけど、そうじゃないのだから、そうそう悲観することもないじゃないですか。

 いや。決して、「太りすぎ」に仲間入りするかも知れない自分を事前に弁護しているわけではありません。ものは考えよう、ってことです。