薬害エイズ「無罪」の誤報
24日の夕刊は、どの新聞も薬害エイズ訴訟の報道で盛りだくさん。旧ミドリ十字の当時の社長、副社長、専務(結果的には全員とも社長を務めた)の順に罪が重く、それぞれ2年、1年6ヶ月、1年4ヶ月の禁固刑を言い渡されました。
個人的には「え?たったの2年?」というのが素直な感想です。
そこで、手元にある新聞の見出しをチェックしました。読売新聞が「500人の死、重い十字架」、日経新聞が「複合薬害、トップに断罪」と、この2つは判決が厳しいものであった、というニュアンスにしている。一方、毎日新聞は被害者の川田龍平さんや遺族の言葉を借りて「命の償い、軽すぎる」としている。
読売と日経は「有罪か無罪か」という焦点から、判決を断罪と受け止めた感じか。毎日は「有罪は当たり前」の前提で、刑の重さにスポットを当てた節がある。でもやっぱり、毎日の方が納得しやすかったかな。
ところで、この判決で誤報が発生しました。毎日新聞によると、日本テレビ系の札幌テレビが、午前10時8分過ぎに「元社長ら3人に無罪判決」という速報テロップを流してしまったのです。おいおい!もっとも、2分後には気づいて訂正のテロップを流したそうだが。
札幌テレビ側では、日テレが「無罪」の予定原稿を間違って流したのが原因だと説明しているらしい。それにしても、誤報を見てしまった人はびっくりしたんだろうな……。