シリコンバレーの銀行強盗
コンピューターやインターネットの普及で一躍名をあげた地域。それが米国カリフォルニア州のシリコンバレーです。情報通信関連でネットスケープ社など多くの成長ベンチャー企業を生み出し、今もネット関連企業の進出ラッシュが続く。そんなところが日本もあれば、と言う感じですな。
ところが、どうやらこのシリコンバレーも人気沸騰で問題も出てきた。読売新聞によると、地下や家賃が高騰して企業が郊外へと移転したり、家賃を払えなくなった人まで出てきたという。そして、ある年金生活者がついに銀行強盗を働いてしまった。
年金生活者とか、あるいはサラリーマンとかって、地域が潤うということのメリットっていまいちわかりにくいと思う。自治体が税収アップで喜ぶとか、地元商業者がものが売れてハッピー、というような恩恵は得られないから仕方がない。街が荒廃すれば治安の悪化や教育問題などがいずれ吹き出してくるだろうが、発展がいきすぎると渋滞や騒音やポイ捨てなどの公害問題が噴出するので、できれば適度なところで収まっていて欲しいという気持ちもある。
企業進出で地域が潤っているのなら、一方で住民税を軽減するなどの措置がはかられても良さそうなものだが、いくらアメリカでもそこまでシステムを柔軟に運用するのは難しそう。日本ではさらにあり得ない。そんなわけで、今日は少し堅い話題になったが、銀行強盗を働いてしまった年金生活者にやや同情的に考えを巡らせていたのだった。