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実験動物として生まれる猿

 最近のWIRED で知ったのだけど、猿のクローンというのが最近成功したそうです。以前話題になった羊のクローン「ドリー」は、体細胞から核を取り出して受精卵の再プログラムを実施する、という方法だった。今回は初期の胚を四つに分割させ、猿の子宮に帰す方法。つまり、人工的に双子のクローン動物を作ることができるわけです。

 これによって、全く同じ遺伝子を持った双子の動物が、その後環境によってどう変化していくかを知ることができる。そう。この猿は実験動物としてとても有効なのであり、まさにこれを実現した研究者の狙いでもある。記事には書かれていなかったけど、猿でそこまでできれば人間でも可能なんだろうな、って想像はつくよね。

 人間への応用はできればして欲しくない。ってのは当然過ぎるので今回はやめておいて。こうしていくつもの猿が実験台として生まれてくるというのも、今ひとつハッピーにはなれない話題かな。まあ、その後の成長過程を試すという程度であれば、薬品開発のために次々と殺される犬や猫よりは良いのだろうけど。ビートルズを聴いて育った猿と、ベートーベンを聴いて育った猿がどう違ってくるのかというのは、実は、とても興味があるのだけど。太宰治のテープを聴いて育った猿が自殺するとかだったら面白い(だんだんブラック入ってきたかも)。しかし、だな。

 みなさんはクローン技術の開発には賛成ですか?僕は今ひとつ、その実験に有効というところしかメリットが見いだせないでいる勉強不足で中途半端な動物愛護家です(と心の中で思っているのであって、特に活動はしてない)。食糧問題の解決にはなるのかどうか。いきなりぽこんと大人の牛が作れるのならともかく、子供から育てるとなるとそれなりに飼料が必要になるので効率は今ひとつ良くないような。

 うーん。今日もまた堅い話題になってしまった。明日の話題はもちろん、阪神大震災です。