朝の電話より半額ラーメン
大型公共工事のあり方を巡って論争を巻き起こしている徳島県徳島市の吉野川可動堰。これは23日に住民投票が実施されるわけですが、賛成派と反対派の熱いバトルが大詰めを迎えて「場外戦」も激しくなっているようです。
そもそも住民投票がなければそのまま着工するわけだから、住民投票が実施されれば反対派の勝利はほぼ確実。そこで賛成派の人々は住民投票が成立するための投票率50%が実現しないように、ビラや電話でボイコットを訴える。一方、反対派は投票所に足を運べない高齢者向けに送迎サービスを予定したりして、投票率を高める考え。
ここで登場したのがユニークなラーメン屋。投票日の翌日に、投票率の分だけラーメンを割り引くという。投票率70%なら普段の3割の値段でラーメンが食べられる。あるカラオケ店は投票率50%で全室半額、60%で全室無料にするらしい。こんな店が40店も連携しているというから、反対派の戦略の方が一枚上手だ。
もちろん僕は徳島市市民ではないので、投票の結果がどちらであってもこの恩恵は受けられない。でも想像してみると、朝から電話で「住民投票にいくな!」だなんて言われるのは心地よくなさそう。問題意識があれば賛成でも投票にいくだろうし。やっぱりそれよりは、半額ラーメンの方が嬉しいよな……。