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1万人面接の効果、いかに

 景気が回復傾向にあるとかなんとかいっても、まだまだ雇用情勢は厳しい。学生の就職戦線もあまり状況が改善したとは言い難いようです。

 そんななか、損害保険業界大手の東京海上火災保険が2000年度の新卒総合職採用で、希望者1万人を対象に1次面接をする事を決めました。とにかく書類選考が不評なので、できるだけ多くの学生と面接をするのが目的。全国各地に会場を設けて、実に社員数千人を動員するらしい。もっとも、一人あたりの面接時間も30分から40分を確保するというから、やっぱり数千人必要になるのも納得がいく。

 これにはちょっと期待を託してみたい。有名大学の名にあぐらをかけなくなるというのは、企業にとっても学生にとっても良いことなんでしょう。誰にでもチャンスが訪れるわけだし、意地悪な面接官に当たるどうかという意味では、ますます「運」も大事になるということだし。

 とはいえ、最終的に採用するのは140人程度だから、内定への道が長いことには変わりがない。くれぐれも「1次面接の後にこっそり書類で選考してた」なんてことがないように祈りながら、東京海上にどんなメンツが入るのかを知りたいところですな。