« 死体写真を巡るエトセトラ | Main | がんばれドイツのヤング・サンタ »

サラリーマン川柳で頭をほぐし

 本屋で「平成サラリーマン川柳傑作選、九回裏」(講談社)というのを買った。題名の通り、サラリーマンに関する川柳がたくさん載っている。これがけっこう笑える。バカ笑いというよりは、苦笑いの方が多いのではあるが。

 考えても見れば、今時のサラリーマンは大変です。昔から大変だったのかも知れないけど、とにかく、きびし〜い時代であることには間違いない。リストラ(正確には人員削減)の嵐が吹き荒れ、残業代は削られ、ボーナスは落ち込み、日々何をするともなくストレスがたまっていく。いっそのこと、全部実力主義の能力旧制度にしてくれよ!と思いながらも、そんなことになったらそれはそれできびし〜い現実の壁にぶち当たるのがオチかも知れない。

 そこで出てきたのが、そうした月給取りの悲哀をうたったサリーマン川柳。五七五の型にはめることで、同じメッセージもどことなく和らいだ感じがする。巧みに語呂合わせまでされたものになると、そのうまさに思わず微笑んでしまう。こうしてでたらめな文章を書いてばかりいる自分も、少しはそうしたノリを取り入れなくては、と思うほどだ。とにかく頭がほぐれていい。

 そんなわけで、下にいくつか面白かったものを紹介します。

○コストダウン、叫ぶあんたがコスト高

○恋人がいるかと聞かれ「はい いります」

○あきらめろ、おまえは俺の息子だぞ

○朝帰り妻と子供は里帰り

○不登校の子に励まされ出社する

 いや〜。シビアながらに温かくて良いですね〜。