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恐いニュースほど心に残る(99年)

 さて、楽しみにしていた(?)読売新聞の「読者が選ぶ10大ニュース」の結果が出ました。今年の国内第1位は「国内初の臨界事故」。原子力関連施設が立ち並ぶ茨城県東海村で起きたこの事件は、先日ついに死者を出してしまいました。やっぱり放射能は恐い。目に見えない、臭いも分からないし、この場合、肌で感じることもできない……サリン事件に匹敵する恐怖で日本中が震え上がったといっても過言ではなさそうだ。

 2位以下は読売新聞のホームページを見ていただきたい。神奈川県警の不祥事、国内初の脳死移植、ハイジャックで機長が死亡、などなど。今年もいろいろありました。

 ところで、読売新聞が参考に掲載してくれた過去の10大ニュース(国内版)のトップを見ると、98年は和歌山カレー事件、97年は神戸の小学生殺害事件(犯人は中学生)、96年はO(オー)157大量感染、95年は阪神大震災、94年は記録的猛暑で水不足。この先に93年、皇太子・雅子様の結婚とようやく明るい話題が登場する。

 とにかく全体的に、なかなか前向きなニュースは出てこない。やはり人間には恐いニュースの方が心に焼き付いてしまうようです。あるいは、前向きなニュースが出にくい時代を反映しているのか。2000年以降は「ガンの特効薬完成!」とか「新治療薬でエイズ死亡者半減!」とかに期待したいですね。