さよならチャーリー・ブラウン(とスヌーピー)
1950年から連載が続いていた世界的な人気漫画「ピーナッツ」が来年、連載を終えることになった。世界的に有名な「スヌーピー」が登場する漫画だ。1950年と言えば、僕が生まれる23年前。その間、延々と子供の視点からユーモアを伝え続けた作者のチャールズ・シュルツ氏はもう77歳。白髪のおじいさんだ。
連載終了の理由は癌(がん)だということだが、うーむ。77歳までよく頑張ってくれた。こういうおじいさんの話を聞いてしまうと、年金が少ないなどと文句を言う老人にはならないようにしようと思ってしまう。年金生活者のために金利を引き上げよなどというナンセンスな議論は、こういう偉いおじいさんには通用しないのである。
僕は「ピーナッツ」の熱烈な読者ではないが、その息の長さには敬意を表したい。漫画に限った話ではないが、一つの作品が一時のブームとして消費され、忘れ去られてしまうのは悲しいことだと思う。日本で言うなら「こちかめ」や「ゴルゴ13」のように延々と続いている漫画の方が、文化全体にとって貴重なものだと、個人的には思うわけです。
そんなわけで、シュルツ氏の息の長い執筆活動は経済的にも、文化的にもとても尊いものであると考えているのでした。