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アメとムチか、ムチとムチか

 北海道。柔道部顧問の教師が中学2年生の生徒に体罰を下した。技はズバリ、柔道の「払い腰」。これを食らった生徒はなんと床に頭を打ち付けて頭蓋骨を骨折。緊急手術のおかげで命に別状はないという。

 体罰の理由が凄い。教師が音読してクラスの生徒が黙読していたところ、この生徒だけ黙読していなかったのだという。それで頭蓋骨を骨折するほどの体罰を受けるのなら、授業中に喋った生徒はどうなるのだろう。コンクリートの上でジャーマン・スープレックスを食らうのだろうか。

 僕は体罰反対派なので、こういう話を聞くと「それ見ろバカやロー!」とヤジを飛ばさずにはいられない。もちろん、教師は免職。民事訴訟で8億円ぐらいの損害賠償と慰謝料を払うべきだ。もっとも、それで学生が死のうものなら、教師も死刑だ。

 大体、人間に「アメとムチ」が通用するのは赤ん坊の時ぐらいですよ。それ以上歳をとれば、誰だって悪いことをしたって見つからなければ罰を受けないと言うこの世のシビアな現実に気づくわけだから。しかしよくよく考えると、日本の学校なんてアメとムチどころか、ムチとムチではないか。ああ。日本の中学・高校に行かなくて良かったよ。払い腰どころか、三角締めで落とされてそのまま殺されていたかと思うと鳥肌が立つ。恐い。本当に恐い。

 黙読していなかったら、頭蓋骨骨折。……日本語になりません。

 ちなみに上述の教師は「大変なことをしてしまった」と反省しているらしい。どうして進歩しないのかな、日本の教育制度って。当たり前だバカヤロー!もうすぐ21世紀だよ。