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 いつまでたっても色あせない、コメディーの超名作といって良いでしょう。タイムマシンというコンセプトはそれほど斬新でもないし、過去の時代に行って自分の親に出会う、などという展開はそれこそ僕たち日本人は「ドラえもん」でさんざん見てきたはず。それにしては公開から25年が過ぎても圧倒的に評価が高い。

 ていうか、本当に、メチャクチャ面白い。では何がそんなに良かったのかと聞かれると、よくわからない。しかし、そんな理屈は抜きにして、楽しいのです。

 物語、配役、演出、音楽、そして映像。すべてが整った素晴らしい映画です。

ターミネーター4(2009)

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 超名作の新生シリーズ第1弾とでも言いましょうか。結局、人類とコンピューターの戦争が始まってしまい、それから何年かが過ぎた時点が舞台になっている。

 スカイネットによる「人類狩り」の凄まじさがよく描写されている。これから過去にサイボーグを送り込んで何しよう、ということはできないという前提で話が進むので、そういう意味での絶望感はよく伝わります。

 しかし、なんといっても準主人公でサム・ワーシントンが演じるマーカス・ライトの存在それ自体に、設定的な無理があるように感じてしまったのが残念。不自然というか、強引というか。

 ターミネーター・シリーズである、という意識をあまり強く持たなければ、もう少し楽しめたかもしれない。特撮などには文句なし。ガンズの曲が出てくる辺りに、昔のファンに対するサービス精神は感じられた。

 故郷クリプトン星の様子を確かめに地球を去ったスーパーマンが、5年ぶりに帰って来た。という設定。かつて想いを寄せていたロイス・レインは1児の母親になっていた、というところで愛の苦悩も描かれる。勝手に「スーパーマン」のリメークだと思っていたのだけど、ストーリーとしては一応、過去の作品を引き継いでいるわけです。

 僕の評価としては「外すことはなかったけど、期待を超えるほどのものもなかった」というぐらいか。ヒーロー映画というのは「明るい派」と「暗い派」があって、スーパーマンは本来は前者なんです。ちなみい後者はバットマン、スパイダーマンなどがある。

 そういう視点でいうと、残念ながらこの作品はスーパーマン本人の葛藤を描くのにしつこすぎて、ちょっと明るさが薄れてしまっている。ついでに言うと、これだけのストーリーにしては長い。基本的にスーパーヒーロー映画はシンプルさが決め手だと思う。

 CGのおかげで特撮にありがたみがなくなった昨今において、スーパーマンほど難しい映画もないだろう。画面で人が飛ぶのは当たり前なのだから。だから人間ドラマを描こうと必死になってしまったのか。時代設定にも苦しさがある。何しろジミー・オルセンの服装が……。

 ちなみにキャストは過去のシリーズからは総入れ替え。ほぼ全員が丁寧に過去のキャストの味を再現している。不気味なほどに。それがいいのかどうかはよくわからないが、レックス・ルーサーを演じたケビン・スペイシーなどは、むしろもったいなかったのではないだろうか。

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