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 メジャーリーグで不振気味のかつてのスター選手が中日ドラゴンズにやってくる。そして文化の違いなどから事あるたびにトラブルを起こし、監督とも対立する。しかしあることがきっかけでプライドを捨てた主人公が大活躍して……。という流れです。

 主演はトム・セレック。体格もいいからメジャーリーガーが似合わないでもない。ただしバットのスイングがえらく下手な感じがするかも……。そして鬼の監督役は高倉健。怖いようで本当はいい人、というありがちな役だけど、視聴者に頑固そうなイメージを植え付けるという点ではかなり効果的だと思う。

 野茂やイチローらがメジャーで活躍する前に作られたこの映画を、当時のアメリカ人はどう受け止めたのだろうか。今年はWBCで日本が連覇を果たしているわけだから、今なら「メジャーリーガーが日本の野球を見下す」という最初の設定からして成り立たなくなるような気がする。

 野球がテーマとあって、気楽に見ていられるいい映画です。難点を挙げるとすれば、もう少し笑える場面が欲しかった。もっとも、異文化の衝突というエピソードはアメリカ人ならもっと面白く見られたのでしょう。

 「ロッキー」シリーズの第6作にして最終作。ていうか、さすがに5作目が最後だと思っていたんだけど……。ついに作ってしまいましたか、という感じです。しかしこの類いのシリーズ物はもう、見ないわけにはいかないんだよなぁ。きっといつか、見てしまう。そういう作品です。

rocky_about_img03.jpg 50歳代に突入したロッキーはレストランの経営者。奥さんのエイドリアンは既に死んでしまっている。息子は常に偉大なロッキーの影に隠れてしまうのが嫌だという理由でロッキーを避ける。という設定で話は始まる。


 以下、ネタバレあり。

 一言で言ってしまえば、ロッキーがいきなり現役復帰して、ヘビー級チャンピオンと戦ってしまう、という展開。それ自体にはケチをつけてもしょうがないかなぁ、というのが本音です。流れがすごく強引なんだけど、そうでもしないとこの作品を作る意味もないだろうし……。

 ロッキーはなにしろ第2作からずっと、怪我やパンチのダメージと戦って生きているわけで。だって、第5作ではそれが理由で現役復帰を固辞し続けたんでしょうに。それが身体検査ではなんの問題もない、なんてのはおかしいでしょう。見る人は、その辺を自分のなかで上手く処理した方がいいかもしれない。

 ファイトシーンはそこそこかな。

 それにしても、対話のシーンがくどい。お説教臭い演説のような会話がいただけない。ロッキーが息子を諭す場面もしかり、ロッキーとマリーの会話にもそういう場面がいくつかあり。やはりロッキーの第1作と第2作が秀作だったのは、台詞抜きで心に響くテーマを伝えていたからなんだなぁ、と改めて感じたりもした。

 ちなみにこの作品、原題は「Rocky Balboa」なんですね。ということは、最終作ではない可能性も? 仮に新作が作られたら、多分、どんなに駄作だと分かっていても僕は見てしまうことでしょう。

 12月29日(だと思う)にDVDをレンタルして観賞しました。

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