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魔法にかけられて(2007)

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 ストーリーの最初はアニメのおとぎ話で始まり、王子様と幸せに結婚する筈だった森のお姫様が、魔女の意地悪によって現代のニューヨークに送り込まれてしまうという物語。姫を追って王子もNYに登場、魔女の差し金である王子の付き人も同時にやってきて、ハチャメチャな展開になる。

 アニメの世界が現実の世界とクロスするという発想が楽しい。現実のNYでも、お姫様が歌うと動物たちが部屋の片付けに協力してくれる、といったファンタジックな展開が笑える。街中がミュージカルの1シーンに参加する辺りも同じことが言える。

 ただ、ストーリーのシンプルさからすると、ちょっと上映時間が長いかも。最後の方に突入してから、いい意味で裏切ってくれるのだけど、そこに至るまでがややくどい。

 物語のメッセージは悪くない。泣ける、とは言わないけど、観た後にすっきりとした気分にはなれるかもしれません。

シザーハンズ(1990)

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 主人公は人造人間のエドワード。発明家が急死してしまったがために、両手がハサミのままこの世に残されてしまった。幽霊屋敷で彼を発見した化粧品販売員のペグはエドワードに優しく接し、彼女の家に迎え入れる。そこからエドワードはいったん街の人気者になるが、ちょっとしたことからトラブルが広がっていく。

 ジョニー・デップの演技が冴えている。話の舞台は1950年代か60年代のアメリカで、社会全体の雰囲気が明るい。その明るさと主人公の陰の部分とのギャップが上手く描かれていると思う。

 非人間が人間に恋をするというのはファンタジーやホラーの王道でもある。そういう意味でも、適度な長さでわかりやすい展開の作品です。それでいて、陳腐な雰囲気もなく、ファンタジーとしても、淡い恋の話としても楽しめる。

 名作といって間違いないでしょう。

 アメリカのカンフーオタク少年が中国人が経営する骨董店で孫悟空の如意棒を手に入れ、それを石に閉じ込められている孫悟空に返しにいくという物語。その過程でジャッキー・チェンが演じるカンフーの仙人や、孫悟空の如意棒を持つ男の登場を待っていた僧侶(ジェット・リー)が登場して、一緒に旅をすることになる。

 カンフーのアクションとファンタジーの世界を描くCGが交錯した作品で、話の展開そのものはダイナミックで楽しい。特に孫悟空が暴れるシーンは爽快感があります。登場人物で面白いのはリウ・イーフェイが演じるゴールデン・スパロウという女性格闘家(?)。白髪魔女との対決がいい味付けになっているといえるでしょう。

 ただ、なんというか、これだけCGが使われる作品だとジャッキー・チェンのスタントの醍醐味がなくなってしまうような気がしないでもない。それならマトリクスでもいいわけだから。どちらかに徹した方が良かったかもしれない。

 なんといってもこの作品の最大の欠点は、主人公の存在感があまりにも薄すぎることでしょう。確かに物語を通して成長はしているけど、成長の仕方が浅い。思い切ってネタバレしますが、エンディングで雑魚のチンピラを倒してもなぁ……。

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