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魔法にかけられて(2007)

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 ストーリーの最初はアニメのおとぎ話で始まり、王子様と幸せに結婚する筈だった森のお姫様が、魔女の意地悪によって現代のニューヨークに送り込まれてしまうという物語。姫を追って王子もNYに登場、魔女の差し金である王子の付き人も同時にやってきて、ハチャメチャな展開になる。

 アニメの世界が現実の世界とクロスするという発想が楽しい。現実のNYでも、お姫様が歌うと動物たちが部屋の片付けに協力してくれる、といったファンタジックな展開が笑える。街中がミュージカルの1シーンに参加する辺りも同じことが言える。

 ただ、ストーリーのシンプルさからすると、ちょっと上映時間が長いかも。最後の方に突入してから、いい意味で裏切ってくれるのだけど、そこに至るまでがややくどい。

 物語のメッセージは悪くない。泣ける、とは言わないけど、観た後にすっきりとした気分にはなれるかもしれません。

 正式なタイトルがどうなのかはわからないけど、テレビ東京で放送された際にはタイトルが「ウェディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ」になってました。やるじゃないか、テレビ東京……。

 しかしこの副題、あながち嘘でもないというか、そのまんまなんだな。主人公は知らぬ人々の結婚式に紛れ込んでナンパをする2人組で、とにかくそこで女性をお持ち帰りすることしか考えていない。しかし、2人組のうちの1人がそこで出会った女性にほれたところから話がややこしくなっていく、という展開なのだ。女性には既に婚約者がいたりして。

 ラブコメではかなりありがちな展開だけど、結婚式専門のナンパ野郎という設定がいい味付けになっている。あり得ない気もするけど、だからこそみていられるというか。そうか、アメリカ人もこんなウエディング・パーティーやってるだなぁ、という意味でも面白い。

 主人公を演じるのはオーウェン・ウィルソン。この人が演じるのは主人公でも脇役でもとにかく三枚目ばかりという印象があるけど、この作品をみてもやはり、はまっている。ヒロインのレイチェル・マクアダムス、いいですね。清純派です。その他の脇役もそれぞれにいい味を出しています。

 それにしてもチャズというキャラがすごい。ありえない。どうありえないかは、うーん、是非DVDでみてください。

 原題は「Rumor Has It...」。主人公はまだ少し迷いつつも結婚を決めた女性のジャーナリスト。ある日、幼い頃に亡くなった母親が結婚式の直前に駆け落ちしていたとの噂を聞き、その駆け落ちの相手を捜して、見つけて……というところから始まる。

 この「母親が結婚式の前に駆け落ちした」というのは、実はダスティン・ホフマン主演で有名な映画「卒業」のモデルになっている、という設定になっている。つまり主人公が見つける母親の駆け落ち相手こそが、「卒業」でホフマンが演じる主役のモデルなのであるというわけ。

 ストーリー展開はラブコメディーによくあるパターンだとは思うけど、それぞれのキャラクターが背負う過去がうまい具合に絡み合っていて楽しい。一人一人の恋愛や結婚に対する思いを想像させるものがある。素直に笑える場面もそれなりに盛り込まれている。

 主役のジェニファー・アニストンは「フレンズ」のレイチェルがそのまま映画に登場しているようなキャラクター。「フレンズ」に登場する俳優が映画に出ると、だいたいキャラがそのまんま。この作品もご多分にもれずそうでした。なのでアニストンの名演技にはあまり期待せず。でもそこそこに楽しめる。ケビン・コスナーやシャーリー・マクレーンの演技に支えられているなぁ。

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