ミスター・ベースボール(1992)

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 メジャーリーグで不振気味のかつてのスター選手が中日ドラゴンズにやってくる。そして文化の違いなどから事あるたびにトラブルを起こし、監督とも対立する。しかしあることがきっかけでプライドを捨てた主人公が大活躍して……。という流れです。

 主演はトム・セレック。体格もいいからメジャーリーガーが似合わないでもない。ただしバットのスイングがえらく下手な感じがするかも……。そして鬼の監督役は高倉健。怖いようで本当はいい人、というありがちな役だけど、視聴者に頑固そうなイメージを植え付けるという点ではかなり効果的だと思う。

 野茂やイチローらがメジャーで活躍する前に作られたこの映画を、当時のアメリカ人はどう受け止めたのだろうか。今年はWBCで日本が連覇を果たしているわけだから、今なら「メジャーリーガーが日本の野球を見下す」という最初の設定からして成り立たなくなるような気がする。

 野球がテーマとあって、気楽に見ていられるいい映画です。難点を挙げるとすれば、もう少し笑える場面が欲しかった。もっとも、異文化の衝突というエピソードはアメリカ人ならもっと面白く見られたのでしょう。

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This page contains a single entry by Kat Hara published on 2009年7月20日 12:07.

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