2009年2月 Archives

 アメリカのカンフーオタク少年が中国人が経営する骨董店で孫悟空の如意棒を手に入れ、それを石に閉じ込められている孫悟空に返しにいくという物語。その過程でジャッキー・チェンが演じるカンフーの仙人や、孫悟空の如意棒を持つ男の登場を待っていた僧侶(ジェット・リー)が登場して、一緒に旅をすることになる。

 カンフーのアクションとファンタジーの世界を描くCGが交錯した作品で、話の展開そのものはダイナミックで楽しい。特に孫悟空が暴れるシーンは爽快感があります。登場人物で面白いのはリウ・イーフェイが演じるゴールデン・スパロウという女性格闘家(?)。白髪魔女との対決がいい味付けになっているといえるでしょう。

 ただ、なんというか、これだけCGが使われる作品だとジャッキー・チェンのスタントの醍醐味がなくなってしまうような気がしないでもない。それならマトリクスでもいいわけだから。どちらかに徹した方が良かったかもしれない。

 なんといってもこの作品の最大の欠点は、主人公の存在感があまりにも薄すぎることでしょう。確かに物語を通して成長はしているけど、成長の仕方が浅い。思い切ってネタバレしますが、エンディングで雑魚のチンピラを倒してもなぁ……。

 正式なタイトルがどうなのかはわからないけど、テレビ東京で放送された際にはタイトルが「ウェディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ」になってました。やるじゃないか、テレビ東京……。

 しかしこの副題、あながち嘘でもないというか、そのまんまなんだな。主人公は知らぬ人々の結婚式に紛れ込んでナンパをする2人組で、とにかくそこで女性をお持ち帰りすることしか考えていない。しかし、2人組のうちの1人がそこで出会った女性にほれたところから話がややこしくなっていく、という展開なのだ。女性には既に婚約者がいたりして。

 ラブコメではかなりありがちな展開だけど、結婚式専門のナンパ野郎という設定がいい味付けになっている。あり得ない気もするけど、だからこそみていられるというか。そうか、アメリカ人もこんなウエディング・パーティーやってるだなぁ、という意味でも面白い。

 主人公を演じるのはオーウェン・ウィルソン。この人が演じるのは主人公でも脇役でもとにかく三枚目ばかりという印象があるけど、この作品をみてもやはり、はまっている。ヒロインのレイチェル・マクアダムス、いいですね。清純派です。その他の脇役もそれぞれにいい味を出しています。

 それにしてもチャズというキャラがすごい。ありえない。どうありえないかは、うーん、是非DVDでみてください。

 19年ぶりに公開されたインディ・ジョーンズのシリーズ4作目。舞台も3作目から19年後となり、秘宝の奪い合いを繰り広げる相手もドイツのナチスからソ連へと変わっている。まあしかし、敵と争いながら秘境へと突き進む展開は変わらない。そういう意味で、安心してみていられる娯楽映画であることは間違いない。

 今回の秘宝はクリスタル製の謎の頭蓋骨が物語を牽引します。インディの昔の恋人が登場する辺りが往年のファンへのサービスでしょうか。この恋人の息子が成り行きからインディの相棒役となるのだけど、途中でターザンみたいになってしまう場面は「おいおい」と思いながらも荒唐無稽な進行を受け入れてしまった。大げさだけど、良くできたギャグなんですね。

 それにしてもハリソン・フォードは歳の割にがんばっている。第3作で登場した父親役のショーン・コネリーが出演しなかったのは残念だけど、その他のキャラも奮戦。荒唐無稽と言えばそれこそエンディングがそうなんだけど、ハリウッド映画万歳ってことで。個人的にはそれなりに楽しめました。

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