いまを生きる(1989)

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 1959年、アメリカのニューイングランド地方にある全寮制高校を舞台にした話。厳しい制約の中で親の意向に答えるために超一流大学への進学を目指す男子生徒らと、型破りな授業で指導する英語教師の交流を描いた。主演はロビン・ウィリアムズ。この人は本当に演技の幅が広いよなぁ、と感心。

dps.jpg アメリカの学校というと日本に比べると自由度が高いようにも思われるのだろうけど、エリートを多く輩出しようとする私立の学校はそうでもなくて、キリスト教的価値観もあって実はけっこう厳しい。この映画を見ていると、そんな現実が見えてくる。時代が1959年というのも、もちろんあるのだけど。


 親の厳しさに子供が苦しむという構図は日本の一部の家庭にもあるだろうし、そういう意味では世界的にうけるドラマに仕上がっていると思う。男子高校生の青春模様がよく描写されていて、若さっていいなぁ、とおじさん的に感じてしまったのであった。

 ロビン・ウィリアムズが演じるキーティング先生は、授業を通じて「自分で考えられるように」と子供たちの想像力を養おうとする。そのために周囲から冷やかされたり、批判を受けたりもする。それでも自分なりのやり方で子供たちと接するキーティング先生の姿には、心をうたれるものがある。

 ちょっとしんみりできる、名作だといえるでしょう。

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This page contains a single entry by Kat Hara published on 2008年3月27日 00:59.

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